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「感動で咽び泣き」“21年の時を経て蘇った”神アニメ…“進化を遂げた”リメイク版の魅力とは?

  • 2025.10.28
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

2019年7月に公開された映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』。本作は1998年7月に公開された『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』のリメイク版であり、懐かしさと新しさが共存した作品となっている。旧作とリメイク版にはどのような違いがあるのか、その“進化”に迫りたい。

大人も楽しめる名作『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』

1998年7月に公開された『ポケットモンスター』シリーズの劇場版第1作となる『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』。人間のエゴによって生み出された伝説のポケモン・ミュウツーが、人間への復讐を企て、サトシたちの前に現れる。自身の存在意義を問うような重いテーマを扱った本作は、『劇場版ポケットモンスター』シリーズのなかでも大人向けであり、大人世代からも長く愛され続ける名作だ。

『劇場版ポケットモンスター』シリーズにおいて特徴的なのが、同時上映される短編映画だ。『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』では、『ピカチュウのなつやすみ』が同時上映された。

ほかにも、1999年7月に公開された『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』では『ピカチュウたんけんたい』が、2002年7月に公開された『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』では『ピカピカ星空キャンプ』が同時上映されている。ポケモンたちが主役となりドタバタな活躍を見せる姿は、観ているだけで楽しく、癒される。

また、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』は『ポケットモンスター 赤・緑』、つまり『ポケットモンスター』シリーズの第1世代と呼ばれるポケモンを題材にしている。だが、作中では第2世代である『ポケットモンスター 金・銀』に登場するポケモン・ドンファンが登場。まだ見ぬ新ポケモンの登場は、当時ファンをざわつかせたとともに、大きなワクワクを与えてくれたに違いない。

フル3DCGによる“21年ぶり”のリメイク!

では、21年の時を経てつくられたリメイク版である『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、旧作とどのような点が異なるのだろうか。真っ先に目を引くのは、シリーズ初のフル3DCGで描かれた映像だ。水や炎のエフェクトの繊細な表現が美しく、トレーナーやポケモンたちの質感もぐっとリアルになっている。

加えて、ポケモンが繰り出す技も旧作とは異なる。たとえば、『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』ではフシギバナが“エナジーボール”や“リーフストーム”を使っているのだ。旧作では新ポケモンとして登場したドンファンも、“こおりのつぶて”を繰り出している。これらは旧作が公開された時代には存在していない技であり、現代の『ポケットモンスター』シリーズに合わせた変更点だといえるだろう。

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』についてSNSでは「映画館で観るの21年ぶり」「感動で咽び泣き」との声があがった。本作は、3DCGという現代的な技術を駆使した映像によって、ビジュアルから作品を一新。その一方で、ストーリーは旧作に忠実なものになっている。21年前に子どもだった人々が、懐かしさと同時に新しさも感じられる『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、ポケモンのように“進化”を遂げた作品だ。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari