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どこから計算するのが正解?「35+14×35÷14−35」→正しく計算できる?

  • 2025.10.16
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今回は、二桁の数が繰り返し登場する計算問題に挑戦してみましょう。

一見複雑に見えますが、計算の順序を正しく理解していれば、意外と簡単に答えが出せます。

問題

次の計算をしなさい。
35+14×35÷14−35

式の中に同じ数がいくつもありますね。正しい計算の順序を意識して解いてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「35」です。

では、その手順を順に確認していきましょう。

まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混ざっている計算では、次の順で計算します。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

つまり、「14×35÷14」の部分を先に計算しましょう。

14×35÷14
=490÷14
=35

これで、もとの式は次のように簡単になります。

35+35−35
=70−35
=35

したがって、答えは「35」です。

計算の工夫

先ほどのように「14×35÷14」は、一見すると少し面倒な計算に思えます。
しかし、掛け算と割り算の順序を入れ替えて考えると、暗算でも簡単に処理できます。

14×35÷14
=35×14÷14
=35×(14÷14)
=35×1
=35

このように、同じ数で掛けて割る場合は、結果的に元の数だけが残るということが分かります。

この性質を理解しておくと、複雑に見える式でも素早く解けるようになります。

まとめ

今回の問題では、「計算の順序」と「数の性質」を正しく使うことで、簡単に答えを求めることができました。

四則混合の計算では、掛け算・割り算を先に処理し、同じ数が登場したときは整理して考えることがポイントです。

慣れてくると、暗算でもスムーズに計算できるようになります。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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