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意外に間違える人が多いかも…?「(6+2×3)+4÷2」→暗算できる?

  • 2025.10.10
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皆さんは小学生の頃に習った正しい計算順序を覚えていますか?

この問題は計算順序を正しく理解していないと解くことができません。

ぜひ問題を解いてみて、計算順序を覚えているかどうか自分で試してみてください。

もしも忘れてしまっていたらこの問題を通して、しっかりと復習しましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(6+2×3)+4÷2

計算順序さえ押さえておけば、かなり簡単に解けるはずです。

解説

この問題の答えは「14」です。正しい答えを求めるために必要不可欠な計算順序に関するポイントを復習していきましょう。

〈正しい計算順序〉
(1)カッコの中の掛け算・割り算
(2)カッコの中の足し算・引き算
(3)掛け算・割り算
(4)足し算・引き算

(1)と(2)を計算した時点でカッコは無くなっているはずなので、残りの計算も掛け算・割り算→足し算・引き算の順を守ることがポイントでした。

この問題において、計算順序を確認してみましょう。

カッコがあるので、まずはカッコの中から計算していきます。カッコの中は掛け算→足し算の順ですね。
カッコが無くなったら、割り算→足し算の順に計算していきましょう。

では、解いてみます。

(6+2×3)+4÷2
=(6+6)+4÷2
=12+4÷2
=12+2
=14

答えを求めることはできましたが、途中式が長くなってしまいました。そこで、省略できそうな部分は省略してみましょう。

実は、お互いに干渉し合わない部分は並行して計算することができます。例えば、カッコの中の計算とカッコの外の掛け算・割り算は干渉し合わないことが多いので一気に計算できます。

上の計算を省略してみると、

(6+2×3)+4÷2
=(6+6)+2
=12+2
=14

いち早く、4÷2を計算してしまうことで少し短くすることができましたね。

まとめ

計算順序は必ず覚えておかなければいけない基本のものです。

掛け算・割り算→足し算・引き算という順序を忘れてしまわないように定期的に解き直しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


もう一問挑戦!

どこから計算するのが正解?「(9+9×9)+9÷3」→正しく計算できる?
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