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Z世代の 半数以上 が不快感…!?「句点で終わる文章」だけじゃなかった!ビジネスチャットの “世代間ギャップ” 明らかに

  • 2025.9.16

「冷たい」「高圧的」…Z世代の感じ方とは

Z世代が感じている、ビジネスチャットでの世代間ギャップとは
Z世代が感じている、ビジネスチャットでの世代間ギャップとは

ペンマーク社とアルバトロス社が共同で実施した「Z世代と上司のコミュニケーションに関する実態調査」によると、Z世代の若手社会人の半数以上(53.5%)が、上司から送られてくる「句点(。)」のみで終わる文章に「冷たい」「高圧的だ」と感じていることが明らかになりました。

調査は全国のZ世代(20~29歳)の若手社会人316人を対象に実施されたもの。ビジネスチャットにおけるテキスト表現に対する感じ方の違いが顕著に表れています。

「冷たい」「高圧的だ」と感じる表現としては、「句点(。)」のみの文章のほかに、「絵文字や感嘆符が一切ない文章」(47.8%)、「『はい』『いいえ』のみの短い返信」(43.7%)、「質問に対して質問で返す」「『至急』『本日中』などの緊急性をあおる言葉の多用」「自分の送ったメッセージにリアクションが付かない」などがあるといいます。 調査結果からは、Z世代が上司とのビジネスコミュニケーションにおいて、テキスト表現のニュアンスに非常に敏感であることが明らかになっています。

Z世代は幼少期からSNSやメッセージアプリを使いこなし、絵文字や記号、感嘆符を駆使した豊かな感情表現が当たり前の環境で育ってきました。そのため、簡潔さを追求した句点のみの文章は、彼らにとって「感情の欠如」や「事務的すぎる = 人間味がない」と映り、結果として「冷たい」「高圧的だ」というネガティブな感情を抱かせてしまうようです。

このようなコミュニケーションギャップは単なる誤解で終わらず、Z世代のエンゲージメント低下やモチベーションの喪失、さらには離職につながる恐れがあります。

この課題に対応するためペンマーク社は、「退職代行モームリ」を運営するアルバトロス社と共同で、管理職向けAIコミュニケーションツール「コミュトレZ」を開発。これは、Z世代が「上司にこう伝えてほしい」と感じるポイントを具体的に習得することで、コミュニケーションの質を向上させることを目指すものです。

企業において世代間のコミュニケーションギャップを認識し、それを埋める努力をすることは、Z世代の若手社員が働きがいを感じ、能力を最大限に発揮できる職場環境づくりにつながることが期待されます。

(LASISA編集部)

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