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アーユルヴェーダって実際どうなの? スリランカ「バーベリン ウェイブス」で過ごしたエディターの一日に密着【エディター体験録】

  • 2025.9.5

ついに念願のスリランカへ行ってきました。目的は、近年じわじわと注目を集めている アーユルヴェーダ体験。東京で一人暮らしをしている私は、恥ずかしながらケミカルな生活に慣れきってしまっており、「果たして自分にどんな変化が訪れるのか」とワクワクしながらいざ、出発。

仕事の都合で滞在は1週間のみ。なんて贅沢!と思ったそこのあなた。本来アーユルヴェーダを深く体験するなら最低でも1ヶ月は必要なのですよ。今回は健康&食オタクの同僚・河津との二人旅。幸運なことに、人気急上昇中の バーベリン アーユルヴェーダリゾートグループ の一つ「バーベリン ウェイブス」(最高級ランク)に宿泊できることに。食事や衛生面は半ば諦めていたのですが(失礼!)、想像をはるかに超える豪華な施設と快適な客室、そして驚くほど美味しい料理に感動しました。

朝、ベランダから眺める景色がこちら。鳥のさえずりや波音に癒されます。
朝、ベランダから眺める景色がこちら。鳥のさえずりや波音に癒されます。

初日の流れと診断

到着してまず行うのはドクターによる診断。体重や脈拍などを計測し、体の不調や生活習慣を伝え、自分の体質を見極めてもらいそれぞれに合った食事や薬を処方してもらいます。私は以下の悩みを伝えました。※「バーベリン ウェイブス」には通訳さんがいないので英語のみになります。

  • 体のむくみ
  • 寝ても疲れが取れない
  • 冷え性
  • 上半身の脂肪
  • 腰痛
  • 浅い呼吸

4日目くらいにも再度診断があり、ドクターとは密に関係性を構築していきます。ここでスペシャルトリートメントとして「シロピチュ」や腸内環境を行う「ヴァスティ・カルマ」の施術を提案されます。一番有名な「シロダーラ」は、なんと2週間滞在しなければ受けられないのだそう…!

アーユルヴェーダって聞いたことはあるけれど、「実際にどんなもの?」「どこに効くの?」と思う方も多いのではないでしょうか。詳しい情報は下記の記事をチェックしてくださいね。

現代科学でも実証。アーユルヴェーダがもたらす奇跡のような若返り効果とは?【アーユルヴェーダの真価vol.1

不老長寿と美を実現。ハーブに秘められた素晴らしき叡智を解き明かす【アーユルヴェーダの真価vol.2】

デトックスこそ究極のアンチエイジング。すぐに取り入れられる、手軽なセルフケアとは?【アーユルヴェーダの真価vol.3】

バケーションで訪れたい! 本格アーユルヴェーダが味わえる厳選アドレス【アーユルヴェーダの真価vol.4】

ここでは私が 「バーベリン ウェイブス」で実際にどんな生活を送ったのか、一日の流れを中心にご紹介したいと思います。

7時: 起床&朝食

規則正しい生活のおかげで、自然と朝7時頃に目が覚めます。これだけでも私にとっては大きな変化!まずは体質に合わせて処方された薬を飲み、朝食会場へ。私は幸いにもなんでも食べてOKだったので好きな料理をチョイス。同行した河津はカーボ(炭水化物)がNGで悲しんでました。(気になる食事の詳細に関しては河津が別途、記事をアップ予定なのでお楽しみに!)

食事会場はNO TECHなので携帯などの持ち込みはNGです。
食事会場はNO TECHなので携帯などの持ち込みはNGです。

8時30分: プールでチルタイム

一旦部屋に戻ってからプールでひと泳ぎ。プールサイドでのんびり読書をしたり、階段を降りてプライベートビーチを散策していると運よく地元の方に案内され、海の生物や海亀にも出会うことができました(帰国後、日焼けに後悔しましたが…)。自然に満ち溢れた施設では動物たちともよく遭遇し、孔雀や猿、時には蛇まで!室内にいるヤモリはもはや友達です。その後、昼食会場へダッシュ!

ここでの読書タイムが至福でした。
ここでの読書タイムが至福でした。
野生のウニ!
野生のウニ!

12時: トリートメント(アーユルヴェーダ)体験

午後は毎日約3時間半かけて行うトリートメントタイム。布一枚に着替え(パンツのみ着用するのですが、オイルまみれになるので現地で捨てられる三軍パンツを持参してくださいね)専任のセラピストに身をゆだねます。各カテゴリー毎に同じ人が担当してくれるので、自然と打ち解けていくのも楽しみのひとつ。日によって順番は前後しますが、私が体験した流れをご紹介します。

① オイルトリートメント&ヘッドマッサージ

ベッドに横たわり、全身にオイルを塗り込んでいきます。前面・背面ともに入念に施術され、その後は鏡の前に移動してオイルヘッドマッサージへ。西洋のゲストは「最高!」と絶賛していましたが、日本はマッサージ大国なだけに「感動的に気持ち良い!」とまではいかず、少し物足りなさも。

② ハーブスチーム

次の部屋に移動し、薬草がたっぷり入った壺に顔を当ててスチームを浴びます。ハーブや漢方の香りに包まれながらリラックスでき、思わず眠ってしまうほど。終わった後は顔がすっきりして気分も爽快に。

後ろの棚に様々な種類の薬草が並べられていて計量しながら調合します。Photo_ Akiko Ishino
後ろの棚に様々な種類の薬草が並べられていて計量しながら調合します。Photo: Akiko Ishino
中身はこちら。香りが良くてとても癒されます。Photo_ Akiko Ishino
中身はこちら。香りが良くてとても癒されます。Photo: Akiko Ishino

③ 全身オイルパック

一番不思議だったのがこの体験。温かいオイルを含ませたコットンパックを湿布のように全身に貼り付け、ベッドに横たわります。(窓全開のお部屋なので、虫たちが寄りつかないようにネットを被ります)最初は熱すぎて驚きましたが、「少し熱いかも」と伝えると翌日からちゃんと温度を調整してくれ、その心遣いに感動。

ポップなカラーのオイルたち。色によって効能が異なります。
ポップなカラーのオイルたち。色によって効能が異なります。

④ シャワーと入浴でオイルを洗い流す

全身オイルまみれの状態を洗い流すためシャワールームへ。粉ミルクを水で溶いたような液体を体に塗ってから自分で洗い流します。その後バスタブに移動し、担当のマダムが左右の腕・脚・胸をそれぞれ50回ずつ桶で流すという独特の手法で仕上げ。「体力いりそうだな〜」と思いつつ、されるがままにお風呂タイムを楽しみました。

⑤ 鍼治療と瞑想

最後はハリ治療。ベッドに横たわると腕や頭、足に鍼を打たれ、そのまま静かに瞑想の時間へ。心を無にし、雑念が少しずつ消えていく感覚を味わいました。

約3時間半の贅沢な時間は、心も体も少しずつ解きほぐされていくようでした。

16時: アクティビティと観光

トリートメントの後は自由時間。ホテルが用意したアクティビティに参加したり(ハーブ園や世界遺産ツアーなど)、プールやビーチで過ごすも良し。この日はタクシーを手配して世界遺産の街・ゴールへ! なぜならば我々はAmangallaのスコーンが絶品だと言う情報をゲットしていたから。(本当は小麦粉、カフェインはNGですよ!)ホテル内でのドリンクは常に常温で提供されるので冷たいというだけで感動。歴史ある街並みやカフェ巡りを楽しみつつ、絶品のスコーンに舌鼓。トゥクトゥクで移動して現地のスーパーや薬局でスパイスを探すのも楽しい時間でした。

Amangallaのホテルも素敵でした。いつか泊まりたい。
Amangallaのホテルも素敵でした。いつか泊まりたい。
散策中に偶然見つけたスパイス屋さん。
散策中に偶然見つけたスパイス屋さん。

番外編: ウェリガマという街について

我々が滞在していた「バーベリン ウェイブス」はコロンボ空港から車で約2時間半、ウェリガマ地区に位置しています。(宿泊者は無料の送迎付き)このエリアはサーフスポットの聖地として知られ、世界中からサーファーが集まる街。どのカフェに入っても海沿いに面しているため、海を眺めながらゆったり過ごせるのが魅力です(アルコールも飲めたら最高だったな〜)。カフェの客層は主に西洋人で、パソコンに向かい仕事をしている人もちらほら。非日常感あふれる環境の中、心地よい海風と静かな時間に包まれながら過ごせるのが、このリゾートの大きな魅力です。しかも物価も安い!

みんな余裕が感じられます。
みんな余裕が感じられます。
海好きにはたまりませんね。
海好きにはたまりませんね。

18時~21時: ホテルでの夕方から夜の過ごし方

ホテルに戻り、夕方は最上階でのヨガレッスンに参加。サンセットを眺めながらのヨガは非日常的でしたが、内容は筋トレ並みにハード。夜はコース料理のディナーを楽しみ、薬を飲んで21時過ぎには自然と眠気が訪れます。普段の生活では考えられないほど健やかなリズムでした。

ヨガは初心者、上級者コースに分かれています。
ヨガは初心者、上級者コースに分かれています。
東京では三食きちんと食べることは少ないけれど、滞在中は規則正しく食事をとる習慣ができたのも良かった。
東京では三食きちんと食べることは少ないけれど、滞在中は規則正しく食事をとる習慣ができたのも良かった。
食事の席には専用のカードが置いてあり、自分の体調に合わせたドリンクやスープが提供される。
食事の席には専用のカードが置いてあり、自分の体調に合わせたドリンクやスープが提供される。

一週間の滞在を終えて

私たちがスリランカに訪れたのは最も暑い4月末でしたが、心地よい海風のおかげで、数日経つとクーラーなしでも眠れるほど体が順応していきました。長期滞在者も多く、数ヶ月過ごす人やリピーターも多数。アジア人はほとんどおらず(日本人は主に「バーベリン リーフ」に滞在しているとのこと)、西洋のカップルやファミリー、一人旅の人々で賑わっていました。皆フレンドリーで優しい雰囲気です。正直、滞在中に「劇的に体調が変わった!」という大きな変化は感じませんでしたが、次の生理が楽になったり、むくみにくくなったり、最終日には鼻水が止まらなくなるなどの好転反応もあり、嬉しい効果を実感。ちなみに体重は1キロ減っていました。人生初の浣腸も体験できたのもいい思い出ですし、個人個人に合ったオリジナルの施術や薬が処方されるのも面白いですよね。私にとって初めてのスリランカでしたが、物価の安さ、美味しい食事、快適な施設環境、自然の美しさ、そしてスリランカ人の人柄に感動し、絶対にまた訪れたい!と思っています。

1日かけて飲まなければならない薬たち。時間も決まっていて、基本的にまずいので辛かった…。お湯に溶かして飲みます。
1日かけて飲まなければならない薬たち。時間も決まっていて、基本的にまずいので辛かった…。お湯に溶かして飲みます。
毎日15時頃になると新しい薬がアップデートされるので取りに行くのが日課。
毎日15時頃になると新しい薬がアップデートされるので取りに行くのが日課。

個人的に感じたのは、アーユルヴェーダ体験は日本人の嗜好にとても合うということ。規則正しい生活、丁寧な食事、デジタルデトックス、そして心身を静かに整える時間の流れ……どれも私たちが「大切だ」と分かっていながら、日常ではつい後回しにしてしまいがちですよね。実際に数日過ごしただけで、頭の中のノイズが減り、食べることや眠ることに真髄に向き合い、こんなにも豊かで尊いものなのかと再発見できました。自分とじっくり向き合える一人旅に最適なので、迷っている方がいれば自信を持っておすすめしたいです。今度はどうにか時間を作って、二週間の滞在に挑戦したい!と願うエディターなのでした。

Text: Risa Yamaguchi

Information

バーベリン アーユルヴェーダリゾート

https://www.barberynresorts.com/ja/

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