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グルマン温故知新:六本木〈BIANCHI〉アジアの食の豊かさを日本料理の技術で表現

  • 2025.9.9
ビアんちのガイヤーン
BRUTUS

BIANCHI(六本木)

アジアの食の豊かさを日本料理の技術で表現

六本木通りからちょっと入った路地にあるおしゃれなビルの2階。看板は見当たらず、見上げて初めて店名のネオンサインが見える。オーナーのタイ人、ビアさんの名を冠し、「ビアんち」と名づけた。

「タイ料理の奥深さ、アジアの食の豊かさを、日本料理や中国料理のニュアンスを加えながら、日本の食材を使って表現したい」とビアさん。食材へのこだわりは半端なく、生産者を訪ね、黒さつま鶏やTOKYO X(豚)など、クオリティの高いものだけを集めた。

ビアんちのガイヤーン
ビアんちのガイヤーン 3日間、タイ風の自家製タレに漬け込み、オーブンで焼いて半日干してから、油をかけながら香港のクリスピーチキン風に仕上げる。何とも手間がかかった一品。鶏はビアさんの熱意で手に入ることになった、旨味の強い黒さつま鶏を使用。皮目はカリカリ、中はしっとり。これは絶対頼みたい。3,000円。
カオマンガイ
カオマンガイ 鶏肉の何と、しっとり軟らかくジューシーなことか。ご飯は鶏肉と一緒に炊き込むのではなく、別々に調理。特別な炒め方で、もっちりした食感のジャスミンライスに仕上げている。パクチーと特製ソース添え。1,600円。
ガパオライス
ガパオライス TOKYO Xを手切りし、太白ゴマ油で炒め、ナンプラーやオイスターソースをベースにした調味料を絡めて、しっかり炒めることで照りを出す。埼玉〈田中農場〉の小さめの卵を揚げ焼きにしてのせて仕上げる。1,600円。

ゆったり広がるオープンキッチンで腕を振るうのは、日本料理の名店で長年技術を磨いてきた石塚喜貴シェフ。盛り付けは美しく、食感や味わいは洗練され、繊細そのもの。サービスもスマート。

ランチは〈BIANCHI mini me〉という店名で営業。夜は、ムーピン(豚串)やパクチーサラダなど、おつまみ系も充実。タイのクラフトビールと楽しんで、ヌードルやライスで締める、がいい感じかも。

BIANCHI 石塚喜貴シェフ
パーク ハイアット 東京〈梢〉で8年修業の石塚シェフ。和食の技術でエスニックを盛り上げる。
BIANCHI 店内
カウンターで一人もいい。

Information

BIANCHI

東京メトロ・都営大江戸線六本木駅から徒歩4分。2024年10月5日オープン。ランチ4種は各1,600円。夜は前菜8種、揚げ物3種、焼き物4種、スープ1種、炒め物6種、ライス・麺各3種と分かれ、水・木・金は深夜まで営業しているため、タイ中華風の鮭おじやと豚肉団子1,600円なんてのも。何を食べても安心でありがたい。

〈ビアんち〉
住所:東京都港区六本木7-17-19 BPRスクエア2F
TEL:03-6910-5096
営:11時30分~13時30分LO、17時30分~料理22時LO(水木金翌2時LO)。
休:日曜
¥:ワインは赤・オレンジ・白グラス各1,500円、ビール900円~など。ランチはどれも1,600円。夜はパクチーサラダ800円~。
席:カウンター15席、テーブル12席、8席と4席の個室。

*営業形態、営業時間等は変更になることがあります。

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