「トイレが汚い施設は行きたくなくなる」投稿にさまざまな意見「2度と行きたくない」「ある程度しかたない」

2025.9.25

スーパーやコンビニなどを利用する際、どの店に行くか決めるポイントは人によって異なっているでしょう。商品の鮮度や価格の安さ、接客の良さなど、さまざまな評価基準がありますよね。そこに、もしかしたら「トイレ」も関係してくるのかもしれません。

SNSで、「施設を利用する際に、トイレが汚いと行く気がそがれる」「トイレが汚いか清潔かで行くか行かないか選ぶことはある？」という疑問が注目を集めています。

実際、トイレが清潔か否かは店を選ぶ上で重要な要素の1つになっているようです。トイレが汚いことが、その店を利用しない理由になることも少なくないようです。

はたして、世の中の人は「トイレが汚いか清潔かで行くか行かないか選ぶことはある？」という疑問に対し、どのような反応を示しているのでしょうか？詳しくご紹介します。

めちゃくちゃわかる…！共感の声続出

施設を利用する際に、トイレの清潔さを気にしている人はとても多いようです。とてもよくわかる、昔、学校のトイレが汚くて嫌だったなどのコメントが続出していました。

めちゃくちゃわかります…！
わかる、知り合いも、とある施設はトイレが汚いから嫌だったと言っていました。
店内は綺麗なのに、トイレだけ異様に汚い店ってあるよね。
本当に。学生時代、学校のトイレが汚すぎて嫌でした。

実際、トイレが汚い施設を避けている方も多いようです。その店自体に2度と行かない、などの投稿も少なくありませんでした。

あの店は、トイレが汚いから別のところにしようと提案したことがあるよ。
トイレの汚い店は、よほどのことがない限り2度と行きたくないよね。
トイレが汚いと、その店自体を嫌いになるよね。
トイレが汚いからその店は利用しないって、よくあることだと思うよ。

トイレの清潔さを、店選びの最重要ポイントに据えている人も

トイレが綺麗だからこそ、その施設をリピートしているという方も少なくないようです。トイレが清潔か否かは、客が店を選ぶ上で想像以上に重要な要素になっていることが伺えます。

私は、トイレが綺麗な店に率先して行っています。
確かに！トイレが綺麗だから通っていた店があります。
パーキングエリアとか、トイレが清潔か否かで寄るか寄らないか決めたりするよね。

中には、他に問題はなかったとしても、トイレが汚ければその店の利用は避けているという人も。

多少その他の点に問題があっても、トイレが綺麗ならそちらを優先しているなぁ。
食事は美味しいけれど、トイレの掃除は行き届いていない店があって、仕方なく別の店舗を利用していました。
トイレの汚い店って、なんだか信用できないんだよね。

実際、トイレの清潔さを重視している経営者も多いようです。綺麗な状態を保つため、定期的に清掃を心掛けているという内容のコメントもありました。

うちの店も、トイレをこまめに綺麗にするよう心掛けています。
飲食業界に勤めていますが、基本中の基本ですね。
実際、トイレを綺麗にするようになってから、利用者が増えた施設もあるみたいだよ。

清潔さは重要な要素

実際に、飲食店においては「店内の清潔度」が顧客の満足度やリピートに繋がるようです。

リ・プロダクツ株式会社の調査（20歳〜49歳の男女569名対象）によると、飲食店を選ぶ際に清潔さを「とても重要/重要」と回答した方は75.6%でした。

また、飲食店の清潔さが全体的な満足度・評価に「かなり影響する/影響する」と答えた人の合計は80.7%で、「清潔なほどまた来店しようと思うか」という回答には、計80.5%が同意しています。このように、店内の清潔さは店選びの重要なポイントになっており、飲食店運営においても重要視している店舗は少なくないと言えるでしょう。

なかでも、清潔さの基準において「トイレ」を意識する顧客は多いようです。

飲食店を利用した際に掃除が行き届いていると感じたことがある場所を聞くと、「食事する机/椅子の上」が58.2%、次いで「トイレ」が49.3%という結果でした。

また、清潔さで期待する最も重要な箇所について聞くと、こちらも同様「食事をする机/椅子」が39.3%で最も多く、次いで「トイレ」が16.4%でした。

どこを重視するかは個人差があるものの、顧客自身が触れる箇所が清潔かどうかは多くの人にとって重要な基準となっていそうです。

できれば綺麗な方が良いけれど…。

基本的に、できる限りトイレは清潔な方が望ましいと考えている方が多いはず。しかし、現実には綺麗な状態を保ち続けることが難しい施設もあるようです。

例えば、駅構内のトイレは利用者が多いため、少しくらい汚くても我慢しているという声がありました。

不特定多数の人が利用する公共トイレは、ある程度汚くても我慢しています。
駅のトイレは利用者も多いし、少しくらい汚くても仕方ないよね。
うちの駅は利用者が多いので、掃除の頻度を増やしても清潔さを保つのは難しい気がします。

掃除する側の切実な声

トイレが汚いと感じる施設は一定数あるかもしれません。どのようなトイレも、基本的には清掃員さんが一定の頻度で掃除をしてくださっています。しかしながら、さまざまな方が利用するトイレはすぐに汚くなってしまうのも事実です。また、利用者側のマナーが悪い場合もあるでしょう。

トイレ清掃を担当する方からは「あり得ない汚し方をする利用者が多く、掃除が大変」「掃除まで手が回らない」といった切実な声もあります。

利用者のマナーが悪いせいでトイレ清掃がいつも大変。
常識的にあり得ない汚し方をする利用者が一定数いる。
急なトイレ清掃が入り退勤時間が伸びたことがある。
トイレを汚くする客が増え、定期的に掃除したいが忙しくて手が回らないことがある。

また、清掃員さんに対する感謝の声も。

きれいなトイレは本当にありがたいです。
スーパーや駅のトイレを掃除してくださる清掃員さんを見かけたらお礼を言うようにしています。
きれいにするお仕事は偉大だと思います。

トイレが汚いのは、清掃が行き届いていないのではなく、マナーの悪い利用者が多発しているのも大きな要因でしょう。トイレを清潔に保つには一人ひとりの心がけも必要です。

一人ひとりの少しの気遣いで清潔に

今回は、「施設を利用する際に、トイレの清潔さで選ぶことはある？」という疑問に対する世の中の人の考えをご紹介しました。

公衆トイレ等不特定多数の人が利用するトイレは、ノロウイルスなどのウイルスが汚染しているリスクがあるとされています。そのため、定期的な清掃や消毒、手洗いの徹底など、衛生管理を徹底することが感染症や食中毒の予防に繋がります。

トイレが清潔かどうか、気にしている方はとても多いようです。逆に、トイレが汚いお店は印象が悪く、できれば利用したくないと考えている人も少なくないのだそう。実際に、店内の清潔さは顧客の満足度に大きく関わるというデータも出ています。

しかし、トイレが汚いのは清掃が行き届いていないだけでなく、利用者の使い方に問題がある場合もあります。

きれいなトイレを保つために、利用者側も配慮することが大切です。一人ひとりの少しの気遣いで、誰もが気持ちよく使える環境にできるのではないでしょうか。

出典：リ・プロダクツ株式会社「飲食店の清潔度に関する実態調査」
有効回答：20-49歳の男女569名
調査方法：インターネットリサーチ
実施時期：2024年2月14日〜17日

参考：ノロウイルスと思われる症状（下痢・発熱・嘔吐など）がみられた場合（厚生労働省）

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