1. トップ
  2. 8月の“異例の暑さ”を受け、気象庁がついに新名称を検討 18年前には「猛暑日」が制定「当然だよね」「意味ない」

8月の“異例の暑さ”を受け、気象庁がついに新名称を検討 18年前には「猛暑日」が制定「当然だよね」「意味ない」

  • 2025.9.18
undefined
出典:photoAC(写真はイメージです)

現在、最高気温が35度以上の日を指す言葉として「猛暑日」があります。しかし、今年の夏は想像以上に暑く、しばしば40度を上回る日もありました。

そのような事態を受けて、気象庁が、最高気温40度以上の日を指す新しい名称の制定を検討していることが報じられました。

40度以上の日が増えている現状を踏まえると、言葉の新設は当然であると支持している方も多数。一方で、それよりも猛暑に対する具体的な施策やインフラの整備を求める声も少なくないようです。

はたして、世の中の人は気象庁が最高気温40度以上の日を指す新しい名称の制定を検討していることについて、どのような反応を示しているのでしょうか?詳しくご紹介します。

今年6月〜8月、各地で最高気温40度以上を観測

気象庁の「2025年夏(6月~8月)に40度以上の日最高気温を観測した地点」によると、「気象官署、アメダス合わせて914地点中25地点(のべ30地点)で40度以上の日最高気温を観測」したのだそう。特定の地域に限らず、京都府や岡山県、愛知県や東京都、茨城県や石川県など、日本各地で観測されました。

また、気象庁の「2025年夏(6月〜8月)の天候」によると、今年の夏の気温は夏を通じて偏西風が平年より北に偏って流れやすく、暖かい空気に覆われたため、北・東・西日本でかなり高かったとのこと。

驚くべきことに、1946年の統計開始以降、それぞれ夏として1位の高温となったようです。しかも、「全国153の気象台等のうち132地点で、夏の平均気温が歴代1位の高温となった」とのこと。日本の夏の平均気温に関しても、統計が始まった1898年以降の夏として1位を記録しています。

こうした状況を踏まえると、気象庁が最高気温40度以上の日を指す言葉の新設について検討を始めたのも当然の流れなのかもしれません。

更新され続ける「暑さの名称」

気象庁では、現在25度以上の日が「夏日」、30度以上の日が「真夏日」、35度以上の日に「猛暑日」という名称が制定されています。

35度以上の「猛暑日」というワードは、今から18年前の平成19年4月1日に制定されており、平成8年以来約10年ぶりに全面的な見直しを行った際に新たに定義された用語だそう。

更新され続ける「暑さの名称」からも、夏の平均気温がどんどん上がっていることがうかがえます。

新しい名称の制定に共感する声も多数

気象庁が報告しているように、今年は日本の各地で40度以上の日が観測されています。そのような状況を踏まえ、新しい名称の制定が必要であると感じた方も多いようです。

  • これほどまでに40度以上の日が増えると、それも当然だよね。
  • 思えば、昔は猛暑日という名称もなかったよね。
  • 確かに必要だと思う。

また、SNSでは40度以上の新たな名称として、さまざまな意見が寄せられています。

  • ぜひ「灼熱日」でお願いします。
  • 「外出禁止日」にしてほしい。
  • 「超猛暑日」はいかがでしょうか。新聞やアラートのような字数が限られる際に「超猛暑」「超暑」みたいに略せる。

なお、日本気象協会では、「猛暑日を超える言葉をつけるなら?」というアンケート結果として「酷暑日」が最多だったと紹介されています。

一方で、否定的な考えを示している方も

一方で、新しい名前の制定に否定的な考えを示している方もいるようです。

その理由として、新名称が付けられたとしても、それに伴うメリットがなければ意味はないという趣旨の意見が多数ありました。

  • 名前が付いても何かしてもらえるわけでもないし…。
  • 新しい名前が付いても、なんのメリットもないなら意味ないよ。
  • だからと言って、人々の行動が抑制される訳ではないですよね。

実際、新しい名称を制定するよりも、熱中症などになるリスクを防ぐため、人々の行動を制限する法整備を求める声も多数。

  • 新しい名前を付けるより、40度以上になったら行動を制限する警報を発令するべきだと思う。
  • 外出させないようにした方が効果的だと思います。

ほかにも、もし最高気温が40度を上回る場合、学校や会社などを休める制度を作ってほしいと望むコメントもありました。

  • それより、出勤や通学を制限するべきだと思います。
  • 40度以上の日は、学校の授業は全てオンラインにしてほしい。
  • 名前を付けるのも良いけれど、学校や会社を休めるようにしてほしいです。

名前より制度を求める声が多数

今回は、気象庁が最高気温40度以上の日を指す新しい名称の制定を検討していることに対する世の中の人の反応をご紹介しました。

気象庁の方針を支持する声も少なくないものの、名前を付けるだけでは意味はないと否定的な考えを示している方も多数。それよりも、人々の行動を制限する法整備を進めたり、学校や会社を休める制度を作ってほしいと望むコメントもありました。

年々気温の高い日が増えていく中、どのような言葉が選ばれるのでしょうか。また、40度以上を観測した際、どのような対策をしていくのでしょうか。注目が集まります。


出典、参考:気象庁「2025年夏(6月~8月)に40℃以上の日最高気温を観測した地点」(https://www.data.jma.go.jp/stats/stat/202515/amd_mxtem_ov40_202515.html)(最終閲覧日:2025-09-18)、気象庁「2025年夏(6月〜8月)の天候」(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/seasonal/202508/202508s.html)(最終閲覧日:2025-09-18)、気象庁「予報用語の改正について」(https://www.jma.go.jp/jma/press/0703/29b/yougo_kaisei.html)、日本気象協会「暑さに関する名称について気象予報士130名にアンケート調査を実施」(https://www.jwa.or.jp/news/2022/08/17463/)(最終閲覧日:2025-09-18)


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK】