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松屋がガチで作ったベトナム料理「コムタム風ポークライス」!大使館公認の本格派メニューを実食レポ

  • 2025.8.29

日本にいながら、まるで海外旅行をしているかのような気分を味わえる牛丼チェーン店・松屋の「外交メニュー」シリーズ。8月26日より発売されている最新作は、ベトナムをテーマにした「コムタム風ポークライス」です。今回メインとなっている「コムタム」とは、ベトナム南部を中心に親しまれているソウルフード。ベトナムグルメとして人気のフォーやバインミーと同様に、現地の人々に愛されている代表的なベトナム料理です。今回の外交メニューも、もちろん大使館のお墨付き!ということで、その本格的な味わいに期待が高まります。

ジューシーな豚肉や爽やかなヌクマムソースが織りなす「本格派アジアンワンプレート」

コムタム風ポークライス 880円

コムタム風ポークライスビールセット 1,280円

ベトナム語で“砕け米”という意味を持つ「コムタム」は、豚肉や野菜を魚醤(ぎょしょう)で味付けして焼いたものを豚皮や目玉焼きなどと一緒に食べる、本場ベトナムではポピュラーなワンプレートグルメ。筆者も昨年旅したベトナムでそのスパイシーかつ爽やかな味わいとボリューム感にすっかりはまってしまったひとり。その「コムタム」がまさか松屋で再び食べられる日が来るとは……!

現地で食べた「コムタム」よりも若干ボリュームは少なめな感じはしますが、まさに“コムタム風”なビジュアル!ジューシーに焼き上げられた薄めの豚肉が4枚、その上にはコムタム定番の目玉焼き、さらにピクルスや千切りキャベツなど野菜もたっぷりと添えられています。

そしてこのメニューの肝となるのが、ベトナム大使館の協力を得て開発されたという“ヌクマムソース”。魚醤独特の食欲を刺激するエスニックな香りがふわっと漂ってきます。

ピリッと爽やかな刺激と魚醤の旨味がやみつきになる一皿

ヌクマムソースを全体にかけて混ぜ合わせて食べるのが正しい食べ方なのですが、どのくらい辛いのか分からなかったので、まずは野菜を肉巻きにしてソースを少しつけて食べてみました。

これは……かなり本格的!魚醬のコクのある塩味に青唐辛子のピリッとした辛みが加わって、かなり本気のエスニックを感じる味わいです。白米に合うように設計されたからなのか、塩味はかなり強めです。白米なしでも、このソースと野菜・豚肉だけで良いおつまみになりそう。

ヌクマムソースの味をしっかりと堪能したところで、全体にソースをかけて混ぜ合わせながら食べてみました。

ジューシーな豚肉に、酸味のあるピクルスや、まろやかな目玉焼き。それらをピリッとパンチの効いたコク深いヌクマムソースが、見事にまとめ上げています。シャキシャキの千切りキャベツやピクルスの食感がアクセントとなって、飽きずにもりもりと食べられてしまいます。

本場のコムタムとは若干異なる部分もありますが、大使館と一緒に作っただけあるこの本格的な味わいは、牛丼チェーン店のメニューらしからぬレベルの高さ!しいて注意点を挙げるとすれば、ヌクマムソースの量が多め&塩味が強いので、少しずつ様子をみながらかけて食べるのがおすすめです。

発売日当日はベトナム大使も登場!

26日の発売日当日には、ベトナム社会主義共和国 特命全権大使のファム・クアン・ヒエウ閣下も店舗に来店。1日店長として来店客を出迎えていました。

8月26日から展開している「コムタム風ポークライス」は、牛丼チェーンの期間限定メニューの域を超えた、本格的な味わいでした。大使館のお墨付きを得た妥協のないヌクマムソースが本当に美味しいので、アジアン料理好きにはぜひ食べていただきたいメニュー。販売期間は約3週間ほどで終了してしまうということですので、気になる方は早めに食べに行くのが吉です!

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