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「焼きとうきび」の甘じょっぱさの秘密…札幌・大通公園「とうきびワゴン」密着

  • 2025.8.24

札幌・大通公園の名物とうきびワゴン。
どんなお客が?どんな思いで?買い求めるのか、1日密着してみました。

午前9時の開店直後は

午前9時。とうきびワゴンがオープン。
開店直後にはどんなお客さんが?

Sitakke

まずは宮城県から旅行に来ていた夫婦。

「今回が4回目の夫婦旅。1回目が金沢、2回目が島根、3回目が宮崎、4回目が北海道です」

群馬県から旅行で来ていた男性は?

「ゴルフ前に腹ごしらえ」

東京から旅行で来ていた親子にも聞くと。

「ずっと食べています。気に入っちゃって」
「北海道を満喫したいなと思って」

大阪から旅行で来ていた女性は。

「たまたま二条市場行こうとしてたらとうきびワゴンがあって、急遽食べ始めた。衝動買いで、めっちゃ美味しいです。脳天突き抜けた」

昼が近づくにつれ暑さとの闘い…

Sitakke

午前10時30分。
テレビ塔の真下では、山盛りのとうきびの皮むき作業が行われていました。

正午、太陽が出てきて気温が上がり、鉄板の前で暑さと闘いながら焼いていく販売員さん。
近年の猛暑で売り場の温度は60度にもなるため、今年からクーラーを導入したそうです。

Sitakke

そんな暑い中、買いにくるお客さんも。

東京から出張できていた女性は「じめじめが東京はすごいので、この暑さなら全然快適」とのこと。

大阪から旅行で来ていた夫婦も「大阪に比べたら、全然涼しいし爽やか」

道外からの旅行客は、北海道の暑さはものともしないようです。

香ばしい香りと甘じょっぱさの秘密

Sitakke

大通公園のとうきびワゴン。
歴史は、明治の中頃に平岸村の農家が売り始めたといわれており、石川啄木が短歌の題材にするほど、地元の名物となりました。

とうきびについている爪楊枝を芯に刺すと持ちやすくなるそうですよ。

やきとうきびの味付けは自家製の醤油ダレ。“日高昆布のだし醤油”に、北海道の“てんさい糖”を加えています。

このタレの隠し味に、大通公園に関係するあるものが入っているそうです。

実は…近隣でとれたハチミツ!

Sitakke

テレビ塔横のビルには蜂の巣箱があり、大通公園周辺の花の蜜を集めたハチミツが作られているんです。
味はもちろん、地元の素材を使うことにこだわっています。

夕方になると…

Sitakke

1日密着時間は夕方、この時間帯のお客さんは?

福岡から旅行で来た家族は「小樽の方を回って、こちらにまた来ました」とのこと。

江別市から来た学生は「1日中授業で、終わってから」食べに来たそうです。

岡山から旅行で来た家族はちょうど到着したばかりの旅のスタート。

「岡山と新千歳の直行便がこの時間しかなくて、午後2時ごろに新千歳に着いて札幌のホテルにチェックインして今。ここからです」

そして午後7時。この日のとうきびワゴンは店じまいを迎えました。

ワゴンの店員さんは「おいしいと言われるのが一番うれしいです」と話していました。

密着したこの日は合計650本を売り上げました。
さらに、毎月10日は”とうきびの日”として、とうきびが1本300円のサービスデーになっています。

地元の人も、観光客の皆さんもとうきびワゴンを楽しんでみてくださいね。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年7月14日)の情報に基づきます。

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