劇場版『名探偵コナン』――シリーズの常識を覆す“初めての展開”と衝撃の再登場にファン驚愕「コナンの常識がひっくり返る」

2022年4月に公開された劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』。本作は、『名探偵コナン』シリーズのなかでも“初めて”と呼ばれている脱獄者や、ウェディング姿を披露した意外なキャラクターなど、めずらしい要素を多く含んだ作品になっている。

『名探偵コナン』シリーズ初？冒頭に現れた“脱獄者”

劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では、冒頭で爆発する首輪をつけた名前のない男が登場する。この男は爆発してしまい、あっけなく死んでしまうわけだが、じつは“揺れる警視庁 1200万人の人質”というエピソードでも登場した爆弾犯だ。萩原研二と松田陣平を殺害した張本人であり、再び劇場版にて姿を現した。

なぜこの男が再登場できたかというと、劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の犯人の手によって、脱獄していたから。劇場版の犯人が恨みを抱いている警察学校組のメンバーをおびき寄せるために、爆弾犯を利用したのだ。『名探偵コナン』シリーズにおいて、脱獄者は初めてだと言われている。TVシリーズから劇場版に再登場を果たしつつ、初の脱獄者としてもファンを驚かせた。

劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場した初の脱獄者に対してSNSでは「まさかの脱獄」「脱獄という概念があるのか…コナンの常識がひっくり返る」「なんか見覚えしかないんだが！！？」「因果応報とはまさにこのこと」「あらすじ出たとき一番驚いたのはあの爆弾犯が脱獄したことなんだよな～」「そんなタマには見えないんだけどね」との声があがった。

レアな“ウェディング姿”にSNSでも反響

『名探偵コナン』シリーズのなかで初の脱獄者と呼ばれている爆弾犯以外にも、本作にはめずらしい要素が。“警察学校組”と呼ばれる萩原・松田・諸伏景光（もろふしひろみつ）・伊達航（だてわたる）・そして安室透（あむろとおる）こと降谷零（ふるやれい）が、劇場版にメイン級のキャラクターとして初登場したのだ。彼らはスピンオフ作品がつくられるほどの人気キャラクターであり、スクリーンに登場する日を待ちわびていたファンも多かっただろう。

結婚式のシーンで、タキシード姿の高木渉刑事と、ウェディングドレス姿の佐藤美和子刑事が見られるのもめずらしい。本作は2人の恋愛模様が描かれており、ラストにはキュンとするようなシーンも。SNSでは「佐藤刑事のウェディングドレス姿、綺麗だったな～」「サイコーだった…」「もう既に良すぎる」「この2人は早く結婚してくれ」との声があがった。

劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の舞台となっているのは、10月31日前後のハロウィンの時期。作中では、ハロウィンのイベントで盛り上がる渋谷の街で、ド派手なアクションが繰り広げられる。めずらしい要素が数多くある本作を観て、いつもとは違う劇場版『名探偵コナン』と、ハロウィンのお祭り気分を味わってみてはいかがだろうか。

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ABEMAにて「名探偵コナン」劇場版関連TVエピソードも配信中！
［番組URL］https://abema.tv/video/title/415-8
【(c)青山剛昌／小学館・読売テレビ・TMS 1996】

ライター：まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X（旧Twitter）：@kaku_magari