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「こんなやつ、ライブに来るな」観客からの“切実な訴え”…鷲掴み行為の被害も。運営の対応に「心強い」

  • 2025.8.30
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

音楽ライブやフェスは、多くの人にとって日常を忘れて楽しめる特別な時間です。しかし、そんな楽しい空間で痴漢被害が相次いで報告され、大きな問題となっています。

最近では、怒髪天やBase Ball Bearなどの人気バンドのライブでも痴漢被害が発生し、アーティストサイドが「痴漢という犯罪を許さない」と強い声明を発表したことが大きな話題になっています。

はたして、ライブでの痴漢問題について、世の中の人はどのように考えているのでしょうか?SNSの声を中心に紹介します。

相次ぐ被害報告、アーティストが毅然とした対応を宣言

複数のアーティストのライブで実際に痴漢被害が発生し、それぞれが強い声明を発表しています。

8月23日に横浜で開催された怒髪天のライブでは、公演終了後に複数の観客から痴漢被害の報告が寄せられたとのこと。怒髪天は公式SNSで「迷惑行為、特に痴漢等犯罪行為の被害にあわれてしまった方、並びにそのような行為を見かけた方は公演中でも一切問題ございませんので、お近くのスタッフ、運営係員、会場スタッフ様等にお声がけください」と呼びかけました。

同様に、Base Ball Bearも7月31日の大阪公演で痴漢被害が発生したことを発表。警察へ通報し、対応を依頼したことを報告。「会場内において痴漢、あるいは痴漢と疑われる行為が確認された場合には、公演中であっても中断し、速やかに警察へ通報致します」と声明を出しました。

これまでにも、ヤバイTシャツ屋さんやBRAHMANといったアーティストが「痴漢被害が発生したら、ライブを中断して犯人を捕まえる」との姿勢を表明しており、音楽業界全体でこの問題に真剣に取り組む流れが見られます。

「こんなやつ、ライブに来るな」怒りの声が殺到

アーティストの声明を受けて、多くのファンから痴漢という犯罪行為に対する強い怒りの声が上がっています。

  • 痴漢なんてあってはならない行為。本当に許せない。
  • こんなやつ、ライブに来るな。
  • 犯人はどのライブにも行けないようにしてほしい。
  • 何しにライブに来ているんだ。痴漢は犯罪だという認識がないのか?
  • 被害者の方がまた安心してライブに来られますように…。

「何のためにライブに来ているのか」という根本的な疑問を投げかける声や、「本当に卑劣な行為」という声が多く、ファンコミュニティ全体の怒りが伝わってきます。

「自分も通報する」協力を申し出るファンたち

一方で、被害を防ぐために積極的に協力したいという頼もしい声も数多く寄せられていました。

  • 見かけたらすぐにスタッフに通報するようにする。
  • 被害を受けた方に、ライブを中断させて申し訳ないなんて思わせてはいけない。
  • 痴漢は犯罪。怖いかもしれないけど、どうか助けを求めてほしい。
  • そんなやつ見かけたら捕まえます!
  • 不審な動きをしている人がいたから、スタッフさんに「注意して見ていてほしい」と伝えたことある。スタッフ間で情報共有されていた。

実際にスタッフへの情報提供を行った経験を持つファンもおり、会場全体で被害を防ごうとする意識の高さがうかがえます。

被害者からの切実な訴え「何度も鷲掴みされた」

残念ながら、実際に痴漢被害に遭った経験のある方からの切実な声も多数寄せられています。

  • フェスで、モッシュにまぎれて痴漢に遭ったことが何度もある。力が弱くて捕まえることができなかった。
  • 少し触られるとかいうレベルじゃなく、確実に鷲掴んでくる。何回被害に遭ったか…。
  • 私は声を上げられなかった。公式でしっかりとした声明を出してくれるのはありがたい。
  • 私も身体を触られたけど、言えなかった。勇気のある行動!
  • 前のことだけど今でもフラッシュバックする。
  • 身体を触られただけじゃなく、何度も肘鉄されてアザになったことある。

身体に触ってくるだけでなく、「あきらかにわざと強く体当たりをしてくる」「肘鉄をしてくる」など暴力の被害に遭ったという方も少なくありませんでした。

被害の内容は想像以上に深刻で、単なる接触ではなく明らかな暴力行為も含まれています。トラウマとなって長期間苦しんでいる方もおり、問題の深刻さが改めて浮き彫りになっています。

「演者が声を上げてくれて心強い」感謝の声も

アーティストが毅然とした態度を示したことに対して、「心強い」というコメントも寄せられていました。

  • 犯罪に対して毅然とした声明を発表するのはすばらしい。
  • アーティストがきちんと声を上げてくれてありがたい。
  • みんなが盛り上がっている時に被害に遭ったと言い出しづらいという気持ちがあるから、演者側が「捕まえる」と言ってくれるのは心強い。
  • 演者側がこういったコメントを出すのは重要なこと。

特に「みんなが盛り上がっているときに言い出しづらい」という被害者の心理を理解した上で、演者側からの力強いメッセージを評価する声が目立ちます。

長年この問題に苦しんできた方からは、時代の変化を実感する声も聞かれます。

  • 以前は痴漢に遭ったと言っても「些細なことで騒ぐな」「嫌なら行くな」と言われた。きちんと声明を出す姿勢、心強い。
  • 「最近増えた」という声もあるけど、昔からずっと山のようにあった。怖くて、周りに迷惑をかけたらと心配で言えなかっただけ。

「ライブでの痴漢は昔からあったが、ようやくきちんと対応する姿勢を見せてくれるようになってよかった」という意見も多々ありました。

みんなが安心して楽しめるライブ空間を目指して

音楽ライブは本来、誰もが安心して楽しめる場所であるべきです。運営やアーティストたちの声明は、そのような空間を作るための大切な一歩といえるでしょう。

被害に遭った方が「ライブを中断させて申し訳ない」と思う必要はありません。悪いのは加害者であり、被害者が萎縮する必要はまったくないのです。

残念ながら、過去には痴漢という犯罪が軽視されていたという指摘もあります。ですが今、音楽の力で人々を幸せにしたいと願うアーティストたちの想いに応えるためにも、私たち一人ひとりが問題意識を持ち続けることが大切でしょう。