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6,000円から9,000円で高額転売も…モバイルバッテリー運営の注意喚起に「窃盗とほぼ同じ」「買う人がいるとは」

  • 2025.8.24
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出典:photoAC(写真はイメージです)

スマートフォンが必需品になりつつある昨今、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」を利用している方も多いかもしれません。利用者は返却が義務付けられていますが…残念ながら、必ずしも規則を守る人ばかりではないのだそう。

実は、同サービスのモバイルバッテリーについて、フリマアプリやオークションサイトなどに不正出品されるケースが相次いでいるそうです。そのため、運営会社のINFORICHが注意喚起を行ったことが注目を集めています。

SNSでは返却しない人が多い現状を問題視している方が多数。また、不正出品が続出している事実に驚きを隠せない人も少なくないようです。

はたして、世の中の人は「ChargeSPOT」の運営がモバイルバッテリーの不正出品に関する注意喚起を行ったことに対し、どのような反応を示しているのでしょうか?詳しくご紹介します。

INFORICHが不正出品に関する注意喚起を発表

INFORICHは8月13日、公式ホームページに「『ChargeSPOT』モバイルバッテリーの不正出品について」を公開。運営するモバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーが、一部フリマアプリやオークションサイト等に出品されている事例を確認していると明かしました。

そして、あくまで「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーは貸し出しているだけで、「ユーザーの皆様にはバッテリーを原状どおり返却する義務があります」と説明。出品・転売・譲渡等する行為は利用規約に違反しており、場合によっては刑法上の罰則が科される可能性もあると指摘しました。

さらに、「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーは「適切に返却されることによって24時間体制での安全管理が効果的に機能する仕組み」であり、長期間管理下にないものに関しては、安全性が保証できないと言及。トラブルを防ぐためにも、転売や譲渡だけでなく、転売品を購入したり保有することをやめて欲しいと呼び掛けています。

なお、「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーは、レンタルから120時間以上経過した場合、利用料と違約金を合わせて4,080円が発生します。また、その場合でも買取にはならず、違約金を支払っても返却義務は残るそうです。

コラボ品は高くなる傾向?

フリマサイトなどを確認したところ、「ChargeSPOT」の出品価格は約1,000円前後でした。

本来の利用料金は12時間から24時間未満は640円で、その後24時間毎に+360円。つまり、大体48時間分の利用料金に等しい金額です。

しかし、アイドルやファッションブランドなどとコラボしたものに関しては値段が高くなっている様子。6,000円〜9,000円近い価格で出品されているものもありました。

「窃盗とほぼ同じ」批判続出

本来、借りたものを返すのは当たり前のこと。しかし、「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーは、運営が注意喚起を行わざるを得ないほど返却されていないようです。

そのため、そもそも借りたものを返さないこと自体がおかしいと批判する内容のコメントも。

  • 借りパクはやばすぎるでしょ…。
  • 借りたものを返すなんて当たり前だよね。

それだけでなく、出品や転売・譲渡など、利用規約に違反する行為が続出しているのだそう。レンタルしたものを転売するなんて、ほとんど犯罪ではないかと疑問を抱いている人も少なくないようです。

  • やっていること、窃盗とほぼ同じでは…?
  • レンタル品を転売するって、もはや犯罪な気がするけれど。

また、中古のモバイルバッテリーを購入する人がいる事実に驚いている人も。

  • 買う人がいることに驚き。
  • 転売品は買わないよう注意した方がいいね。
  • 中古のモバイルバッテリーを買う人がいるの…?

そのほか、そもそも出品できることがおかしい、フリマサイト等はしっかり規制するべきであると指摘する趣旨のコメントもありました。

  • 早く規制しないとダメだよ。
  • 出品できること自体おかしいよ。

利用規約に違反する行為は絶対にやめよう

「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーを出品・転売・譲渡等する行為は利用規約に違反するため、絶対に行ってはいけません。また、それらのモバイルバッテリーは適切に保管されていないため安全性が保証できないそう。

自分の身を守るためにも、転売品を購入することは避けるべきです。また、借りたモバイルバッテリーは必ず返却するようにしましょう。


出典:ChargeSPOT「『ChargeSPOT』モバイルバッテリーの不正出品について」(https://chargespot.jp/article/7941/