【太宰府】静けさに惹かれた町屋カフェ、伝統とモダンが交差する優美な空間

こんにちは、美味しいもの大好きリビングふくおか・北九州Web地域特派員のマイメッコです。今回は、太宰府散策中に偶然見つけた素敵なカフェをご紹介します。

伝統とモダンが融合した町屋カフェ

太宰府天満宮の参道から少し歩いた路地で、ふと足を止めたのは一軒のスタイリッシュな町屋カフェ。どこか惹きつけられるような外観と静けさに、一目惚れしたような感覚で立ち寄ったのが2024年12月にオープンした『Ø JONES FUKUOKA（ジョーンズ フクオカ）』です。

町屋の構造を活かしつつ、洗練されたデザインでリノベーションされた店内は、まさに“和モダン”。天井の梁など日本の伝統的な要素を残しながら、現代的なセンスで整えられた空間です。

店内は、どこを切り取っても絵になる雰囲気。観光の合間にひと息つきたい方や、静かに過ごしたいカフェ好きさんにぴったりの場所です。

味わう前にときめく、映えるメニュー

注文時に目に飛び込んできたのはバリエーション豊かなドリンクメニューと、どれもフォトジェニックで心くすぐるメニューたち。洗練された見た目に、どれにするか迷ってしまうほどでした。

八女抹茶×ジェラート×ラテの贅沢な一杯「抹茶アフォガート ラテ」

迷いに迷って注文したのは、『抹茶アフォガート ラテ』（840円）。 抹茶ジェラートの上に濃厚な八女抹茶が注がれ、香ばしい「Ø」型のクッキーがトッピングされています。冷たいジェラートと温かな抹茶が溶け合い、立ち上る抹茶の香りに思わずうっとり。香りと味の層が口にも広がり、深い抹茶の旨味を楽しめました。

次回はこれを。気になる「チャコールアフォガート ラテ」

友人は『チャコールアフォガート ラテ』（860 円）を注文。 抹茶とはまた違う、炭（チャコール）の香ばしい風味がアクセントになったドリンクです。エスプレッソの苦味もあるようで、香ばしいクッキーとの相性も良いそうですよ。見た目も印象的な一杯で、次回はぜひこちらも味わってみたくなりました。

ドリンクメニューのほかにも、『カヌレ』（360円）や『レモンパウンドケーキ』（550円）などといった焼き菓子も並んでおり、気になるラインアップが揃っています。次回は、ドリンクとスイーツのペアリングを楽しみに訪れてみるのも良さそうです。 （※価格は全て税込表記です。）

その日の気分で「焙煎」や「豆」を選ぶ

『Ø JONES FUKUOKA』の魅力は、ドリンクだけではありません。 店内ではこだわりのコーヒー豆の販売も行われており、産地や風味、焙煎度やグラインドタイプを好みに合わせてオーダーすることができます。

コーヒー豆の種類も豊富で、自分だけの一杯に出会えそうです。丁寧に焙煎された豆を、カフェで味わった余韻に浸りながら自宅で楽しめるのは嬉しいですね。

グッズ類も揃っているので、コーヒー好きな方へのギフトにもおすすめです。

歴史と現代が交差する場所で

かつて「宰府銀座」と呼ばれたこの通りには、今も風情ある町屋が立ち並び、地域の歴史を感じさせてくれます。 そんな場所に誕生した「Ø JONES FUKUOKA」は、住民と来訪者が心地よく交差する空間を提供し、新たな賑わいを生み出すことで、この街の商業の発展にも貢献したいという想いがあるそうです。

また、店名に使われている「Ø」のアイコンは、惑星のような丸いフォルムにコーヒー豆を掛け合わせたデザインだそう。ブランドの世界観を象徴するようなミニマルな美しさで、印象的なロゴとなっています。

太宰府散策の合間に偶然訪れた『Ø JONES FUKUOKA』は、伝統的な町屋空間に現代的センスを散りばめた、美しい和モダンカフェ。外からの光が柔らかく差し込む店内で、美味しい抹茶ラテを味わう時間は、まさに至福のひとときでした。 “伝統的×モダン”が織りなす空間で、五感で楽しむ贅沢なコーヒータイムをぜひ味わってみてください。

Ø JONES FUKUOKA
住所：〒818-0117 福岡県太宰府市宰府３丁目４−５２
電話番号：092-285-0931
営業時間：9:30〜17:30
定休日：水曜日
公式Instagram：＠jones.fukuoka