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【大阪・関西万博】ドリンク持参派の注目スポットは「マイボトル洗浄機」洗浄の手間を解消する未来型装置!?

  • 2025.8.7

万博の暑さ対策に「マイボトル」を持参しよう

筆者が見つけたマイボトル洗浄機(左)は、無料給水スポット(左から2番目)の近くに配置されていました。
筆者が見つけたマイボトル洗浄機(左)は、無料給水スポット(左から2番目)の近くに配置されていました。

大阪・関西万博(以下、万博)で暑さ対策の一つとして、推奨したいのが「マイボトル」の持ち歩きです。実は、万博会場には無料の「給水スポット」だけではなく、「マイボトル洗浄機」も設置されていることを、ご存知でしょうか?

まるでSF映画?「マイボトル洗浄機」の使い方

近づくと前面の画面に愛らしいキャラクターが映し出され、マイボトルを洗浄するよう誘います。
近づくと前面の画面に愛らしいキャラクターが映し出され、マイボトルを洗浄するよう誘います。

「マイボトル洗浄機」があるのは、万博会場内の10カ所(計10台設置)。近づくとセンサーが感知し、LEDパネルに映し出されたキャラクターの「目玉」が動き出す、楽しい仕掛けから始まります。

洗浄機のカバーを開けると「ボトルやキャップをセットしてください」と喋り出し、すぐ下の画面にセット方法のナビゲート画面も出てきます。洗浄機の左側に飲み口を下にしてボトルを置き、右側にキャップ部分を置いてカバーを閉めると、自動的に洗浄がスタート。20秒ほどで除菌効果のあるオゾン水で洗浄された清潔なマイボトルに生まれ変わります!

洗浄中はLEDパネルの「目玉」が、コミカルな動きで見守ってくれています。
洗浄中はLEDパネルの「目玉」が、コミカルな動きで見守ってくれています。

洗浄中もLEDの「目玉」がコミカルに動き、飽きません。

開発は象印マホービン。遊び心あふれる仕掛けも

この「マイボトル洗浄機」を手掛けているのは、「象印マホービン」。新事業開発室長の岩本雄平さんによると、洗浄中に表示される楽しいLED画面は8種類のパターンがあり、そのうちどれかが表示されるそうです。

「マイボトル洗浄機は、まだ世界的に普及しておらず、万博で初めて出会い「これは何だろう?」と思われる方がほとんど。だからこそ、初めてでもストレスなく使えるだけでなく、楽しさも感じてもらいたいとの思いからフォルムやインターフェースに遊び心を加えました。ボトル君とキャップ君が漫才のように掛け合うバージョンもあるんですよ」(岩本さん)

マイボトル洗浄機が当たり前になるサスティナブルな未来へ

マイボトルを持ってはいるものの、「あまり活用していない」という人も少なからず存在するのではないでしょうか。その理由の一つは、「洗浄する手間」にありそうです。今後、マイボトル洗浄機が広く普及すれば、外出先での洗浄の手間が解決され、マイボトルを日常的に使う人が増え、プラスチックごみ問題などの社会課題の解決につながります。職場や大学、レジャー施設などに、ウォーターサーバーとマイボトル洗浄機が当たり前に置かれている未来がやってくるかもしれませんね。そんなサスティナブルな未来を早く実現させるためにも、万博にはマイボトル持参で楽しみましょう!

おにぎり専門店も要チェック!

なお、「マイボトル洗浄機」を手掛ける象印マホービンは、万博会場内におにぎり専門店「ONIGIRI WOW!(オニギリ・ワウ!)」も出店中。そちらにも注目を(関連記事でクローズアップします)。

(野村ゆき)

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