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なぜ今、白のフリルミニスカートがストリートを席巻しているのか

  • 2025.7.30

ボーホームード漂う、フリルミニ旋風

ムードがガラリと変わった。ついこの間までルーズなデニムに「サンバ」(もしくはそれに似たスニーカー)を履いていた友人たちが、今はバレエダンサー志望のような装いになっている。バレエシューズが流行しているのはもちろんだが、主役はフリルミニスカートだ。太ももギリギリの丈の白やクリーム色のスカートが、かなり短い期間のうちにストリートの人気者になり、コインベルトやバイカーブーツと並んでフェスシーズン真っ只中の装いに欠かせない存在になっている。

この夏、白のフリルミニが突如現れたように感じられるかもしれないが、その兆候はずっと前からあった。現代のイットガール御用達ブランドのクロエ(CHLOÉ)は、以前からふんわりとしたフリルやラッフルのアイテムを推しており、2025年春夏コレクションでは、まるでホイップクリームを布で表現したようなレースのショーツを披露。少し遡ると、2024年春夏のミュウミュウMIU MIU)のランウェイに登場したフリルミニを、ファッションウィークで“ミュウミュウ・ガールズ”がこぞって着用していた姿が思い起こされる。

ミュウミュウ 2024年春夏コレクション
ミュウミュウ 2024年春夏コレクション
クロエ 2025年春夏コレクション
クロエ 2025年春夏コレクション

『BRITISH VOGUE』のファッション・フィーチャーズ・エディター、ローラ・ホーキンスは、このY2Kテイストのスカートの長年のファンであり、その復活を大歓迎している。「当時はステータスと洗練を象徴するアイテムで、言うなれば洋服版のボビイ ブラウンBOBBI BROWN)のシマーブリックや、トム フォードTOM FORD)のブラックオーキッドの香水のような存在だった」と、彼女はボーホースタイルにまつわる記事の中で語っている。

昨年の夏にファッション関係者の間で愛されたこのスカートだが、今季はその勢いがさらに加速。先月にはシドニー・スウィーニーニューヨークのミッドタウンで、5月にはアメリア・グレイがロンドンのチェルシーで白いミニスカートを揺らしていた。かつては知る人ぞ知るアイテムだったが、今や完全にスタイルの定番となっている。とりわけ顕著なのがイギリス各地の音楽フェス、リド・フェスティバルからグラストンベリーまで、層になったホワイトのミニスカートがあらゆる会場で目撃されたこと。

Street Style - Paris Fashion Week - Womenswear Fall/Winter 2025/2026 - Day Nine
Street Style - Day 3 - Copenhagen Fashion Week SS25

個人的には、真夏でもジーンズやパンツばかり穿いているようなタイプなので、わざわざ白のフリルミニに手を出す予定はない。それでも、あの軽やかでキュートな魅力には惹かれている。やはり、素直に可愛いと感じてしまうのだ。どんなにボヘミアンを敬遠してきた人であっても、このスカートの魅力には抗えないのかもしれない。

Photo: Getty Images, Gorunway.com Text: Daisy Jones Adaptation: Reona Kondo From VOGUE.CO.UK

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