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2000年代の“ロングブラウス”が復権!スリムジーンズでつくる2025年夏の最旬バランス

  • 2025.7.30

2000年代の“ロングブラウス”が、この夏ふたたび脚光を浴びている。クロエCHLOÉ)のランウェイで披露されたボーホーなフリル付きデザインをはじめ、ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)やアクネ ストゥディオズACNE STUDIOS)からも編み地タイプが登場。2025年夏のマストアイテムとして、その存在感を確立しつつある。なかでも印象的だったのが、エトロETRO)の2025年春夏コレクション。ジーンズと合わせたロングブラウスのルックが登場し、2000年代のこのスタイルが今もフレッシュに映ることを証明した。

ストリートでもファッショニスタたちが続々とこのトレンドを取り入れている。便利さと優雅さを兼ね備えたこのスタイルは、もはや“再燃”ではなく“復権”の域。特に暑さが続くこれからの季節には、ドレスやキモノ感覚で着られるロングトップスがまさに救世主だ。ボトムは、エトロのルックのようにスリムなデニムを合わせるのが鉄則。今回は、そんな“ロングブラウス×スリムジーンズ”の最旬バランスを、ファッショニスタたちのスタイルからひも解く。

透け感で“きちんと感”も更新

Blusa larga con slim jeans

この夏のランウェイやストリートで存在感を放っていたのは、シャネルCHANEL)からケイトKHAITE)まで各ブランドが提案した“シアー”なアイテム。繊細でいて洗練、そしてどこかアヴァンギャルドなムードが、ファッションラバーたちの心をつかんでいる。なかでも注目したいのが、ロング丈のシアーブラウス。ドレスのように着られるタイプやアシンメトリーなデザインなど、スリムジーンズと合わせるだけで一気に今っぽいバランスが完成する。さらにフォーマルなシーンでは、上からジャケットを羽織るのが正解。ほんの少しのきちんと感が、スタイル全体をぐっと引き締めてくれる。

袖やケープで魅せる、ドラマティックな装い

Blusa larga con capa, accesorios plateados y jeans rectos en street style, verano 2023.
Blusa larga con capa y jeans rectosBlusa larga con capa, accesorios plateados y jeans rectos en street style, verano 2023.

スリムジーンズ×ロングブラウス、エレガントな場にも馴染む?結論はYES。ただし、ドレスコードが“ブラックタイ”級の完全フォーマルではないことが前提だ。レストランでの会食やちょっと華やかなパーティなら十分通用する。ポイントは、ジーンズはあくまでクリーンな一本を選ぶこと。ロングブラウスは、ボリュームスリーブや印象的なボタン、ケープのようなドラマティックなディテールが効いたデザインを。その存在感が、装い全体を格上げしてくれる。

デニム×ブラウスで叶う、夏のきれいめオフィスルック

デニム=カジュアルのイメージを変えるなら、主役級の存在感を放つロングブラウスを合わせてみて。シンプルなのにちゃんと洗練されて見えるから、2025年夏のオフィススタイルにもぴったり。仕上げはヒールサンダルやポインテッドトウのパンプスで、足もとからフェミニンさをプラス。さらに、ウエストをベルトでマークしたり、ドレープの効いたデザインを選べばスタイルアップも叶う。

華やかに彩るなら、ボーホーが正解

Slim jeans en el street style

最後に紹介するのは、華やかなデザインが視線を集めるボーホームードのブラウス。柄や装飾の効いた存在感たっぷりの一枚は、ファッション上級者の間でも支持が高く、着回し力も抜群。スリムジーンズとヒールシューズを合わせて、エッジを効かせるくらいが正解だ。

Text: Melisa Vargas Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.MX

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