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午後5時までランチOK!吉祥寺の野菜レストランと厳選古着めぐり

  • 2025.7.21
出典:シティリビングWeb

野菜を食べて健やかに、ファッションを通じて気持ちもハッピーになれるような「野菜×おしゃれ」のポジティブな関係を、みなさんにお伝えしていく連載【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー】の第62回は、吉祥寺の野菜レストラン「八十八夜(ハチジュウハチヤ)」と古着・ヴィンテージ店「FLAMINGO(フラミンゴ) 吉祥寺店」です。

出典:シティリビングWeb
プロフィール/宮田理江

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター

多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションなどを幅広く発信。自らのTV通販ブランドもプロデュース。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)ほか。野菜好きが高じて、野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会)資格を取得。

https://riemiyata.com/

◆八十八夜(ハチジュウハチヤ)

出典:シティリビングWeb

吉祥寺駅南口から歩いて3分とアクセス良好な「八十八夜」は「からだにやさしいごはんとおのみもの」をコンセプトに掲げて、2009年11月にオープンしました。立春から88日目にあたる八十八夜は昔から日本の農業で重んじられてきました。その名前を選んでいるところにも、農業への敬意がうかがえます。

「八十八夜」の野菜が特別なのは、露地野菜のこだわりで著名な内田悟さんの青果店「築地御厨」から仕入れているから。内田さんは20年以上も築地市場内に勤め、有機無農薬野菜コーナーを立ち上げた人物。各地で「野菜塾」を開いて野菜の魅力を伝えています。

ランチは「おひるのたのしみ」と名付けて、午後5時まで提供しています。正午前後の混み合う時間を避けて、しっかりランチを味わいたいときにもありがたいサービスです。

多彩なランチメニューの柱は各種のプレートメニューです。「八十八夜旬野菜のサラダプレート」は旬の野菜を約25種類以上もトッピング。レア野菜も盛り込まれていて、野菜の魅力を再発見できそう。十六穀米か自家製パンとスープ付きです。ドレッシングは柚子・胡麻・梅の3種類から選べます。

毎日変わる日替わりプレートのほかにも、「たっぷり野菜のカレープレート 素揚げ野菜付き」「ネギトロ丼プレート 温泉卵付き」などのプレートメニューが用意されています。どのプレートもヘルシーでありつつ、しっかり食べた感を得られる献立です。

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ランチだけではなく、ディナーも野菜がたっぷり。旬野菜のタジン鍋蒸しも20種類ほどの野菜が盛り込まれています。1人で訪れたときにうれしいのは、アラカルトを半分の大きさで頼めるサービスです(17時からのディナータイムのみ)。「お味噌のラタトゥイユ」「豆腐の黒野菜サラダ」などをハーフサイズで提供しています。

テラス席にはワンコを同伴できます(1グループにつき小型犬2匹まで)。テラス席を含めて全席が禁煙です。

天井が高いのに加え、天然ウオルナット材の家具が配されていて、伸びやかな気分で過ごせます。どこか井の頭公園に通じるような穏やかでオープンなたたずまい。吉祥寺らしさが薫ります。

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八十八夜(ハチジュウハチヤ)

住所:東京都武蔵野市御殿山1-2-1 御殿山デュープレックスリズ 2階

電話:0422-24-9490

営業時間:火・水・木・金・土・日曜、祝日

11:00 - 22:00 ランチ(11:00~17:00)(フード、スイーツLO21:30)

定休日:月曜

https://88ya.jp/

◆FLAMINGO(フラミンゴ) 吉祥寺店

出典:シティリビングWeb

原宿や表参道、下北沢にも店舗を構える古着・ヴィンテージ店の「FLAMINGO(フラミンゴ)」。

吉祥寺駅から井の頭公園に向かう途中にあります。ビルの2階ですが、店名を物語るフラミンゴのネオン看板が目印です。

高円寺や三軒茶屋などと共に、吉祥寺は古着・ヴィンテージ店が集まる街。「FLAMINGO」のアイテムはグッドセンスな目利きで選ばれているのに加え、状態が比較的よいので、古着・ヴィンテージ好きが足繁く通っています。

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ありがちな「古着のにおい」が気にならないのは、コンディションのよさを印象付けます。雑然とした陳列の店が少なくない中、こちらは過剰に詰め込まれていなくて、落ち着いて商品を選べるのはうれしいところ。ディスプレーにも目配りが行き届いています。

古着・ヴィンテージは原則的に1点物だけに、買い付けるバイヤーの目利きが命です。品ぞろえに定評のある「FLAMINGO」ならではのセレクトは奇をてらっていないので、自分好みに着こなしやすいアイテムがいっぱい。古着・ヴィンテージを買い慣れていない人のデビューにも向いています。

出典:シティリビングWeb

近ごろは1980~90年代のレトロムードがリバイバルしてきました。このあたりの年代もしっかりカバー。手持ちのワードローブに1点差し込むだけで、別の表情を引き出せます。

SNSで頻繁に商品情報を発信しているので、新入荷をチェックしやすくなっていて便利です。公式ホームページの「STAFF COORDINATE」コーナーでは店舗スタッフが着こなしプランを披露しています。

こちらの店舗から歩いて数十秒の近い場所に6月末、新店舗の「古着屋アドギロブリハルヘビ」がオープンしました(@khalkhebi_kichijoji)。異なるテイストの古着・ヴィンテージを見て回ると、自分の好みが一段とはっきりつかめてくるので、買い物の際は数軒のショップ巡りがおすすめです。

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FLAMINGO(フラミンゴ) 吉祥寺店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-9 メゾンブランカB棟2階

電話:070-1483-5959(総合窓口)

営業時間:平日12:00~21:00 土・日・祝 11:00~21:00

定休日:なし

https://www.flamingo-online.jp/

昔から好感度の高い街、吉祥寺。おしゃれなイメージがありながら、気取った雰囲気ではなく、自然が豊かなエリアです。住民の生活意識が高いことでも知られているだけに、どちらも信頼度の高さがうかがえます。健康を保ち、物を増やさないという点でサステナビリティーに通じる両方を訪ねれば、自分好みのライフスタイルを見つけるきっかけにもなりそうです。

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