1. トップ
  2. おでかけ
  3. 台湾の“南の楽園” 屏東(ピンドン)ってこんなところ!

台湾の“南の楽園” 屏東(ピンドン)ってこんなところ!

  • 2025.7.17

台湾旅行といえば、まず思い浮かぶのは首都・台北や、レトロな街並みが人気の九份(キュウフン)ではないでしょうか? でも、実は台湾の南にも、旅好きなら見逃せない穴場のエリアがあるんです!台湾最南端に位置する「屏東(ピンドン)県」。自然の景観、地元グルメ、文化体験…と、五感が喜ぶ魅力がぎゅっと詰まったエリアです。

そんな屏東県の観光の魅力を紹介するイベント「屏東観光プロモーション in 大阪」が、7月1日にホテルモントレ グラスミア大阪で開催されたので、取材してきました!

出典:シティリビングWeb

屏東ってどんなところ?

屏東県は、台湾の南端に細長くのびる県で、東に太平洋、西に台湾海峡、南にはバシー海峡を望む、まさに「海に囲まれた楽園」。一年を通して春のような陽気に包まれたこの地は、まだ観光開発が進みすぎていない“手つかずの台湾”として、近年じわじわと注目を集めています。

出典:シティリビングWeb

▲こちらはリゾート地「墾丁」(ケンティン)。美しいビーチはまるで南国リゾートのよう

自然豊かな海辺では、サンゴ礁を見に行くダイビングや、貝殻でできた珍しい砂浜の散策など、ここだけのビーチ体験が満喫できます。リラックスしたバカンスを過ごしたい人にはぴったり!

出典:シティリビングWeb

▲台湾で唯一、サンゴ礁からできた島・「小琉球」。透明度の高い海とウミガメが生息することでも知られていて、台湾本島から小琉球までは船で約30分。のんびりとしたスローな島旅にぴったりです。

出典:シティリビングWeb

▲屏東地方の沿海地域で三年一回に開催される伝統的な宗教行事「屏東迎王平安祭典」の儀式で使われる王船。神聖な船を迎え、悪霊を祓い、地域の平安や豊作を祈願します。祭りの期間中は、パレードや盛大な王船の送り出し(焼き船)などが行われ多くの観光客が訪れるのだそう。

おいしい!たのしい!屏東グルメ

旅の楽しみといえば、やっぱり食ですよね。屏東のご当地グルメといえば「万巒豚足(ばんらんとんそく)」! 特製ダレでじっくり煮込まれた豚足は、とろける食感と香ばしさが絶妙です。さらに、東港(トンコン)漁港では、台湾屈指の「クロマグロ」が水揚げされています。刺身でも炙りでも楽しめる、新鮮そのものの味わいが満喫できます。

また、南国ならではのパイナップルやレモンなどのフルーツが豊富なのもこのエリアの魅力。会場ではそんな台湾のお土産にもぴったりなお菓子やドリンクを試すことができました。太陽の恵みを感じる甘みで、ぜひ現地で味わってみたくなります。

出典:シティリビングWeb

▲かわいいパッケージのこちらは台湾産のレモンを使ったレモン果汁ストレートのポーション。水や炭酸水はもちろんお酒にも合いそう。さっぱりしててこれからの季節にピッタリだと思いました。

出典:シティリビングWeb

▲近年、急速に生産量が増えている台湾産カカオ。地元産カカオを使ったチョコレートもお土産として大人気。写真はアーモンドチョコレートでしたが、上品な甘さとアーモンド自体もおいしくて、大人の味わいという感じでした。お酒にもあいそうです。

スポーツイベントも充実!

じつは屏東県、毎年さまざまなスポーツイベントが開かれているアクティブなエリアでもあります。ロードマラソンやトライアスロン、自転車レースなど、国内外から多くの参加者が集まり、熱いレースが繰り広げられています。

中でも注目は、11月に行われる「JAL墾丁国際マラソン」。台湾屈指のリゾート地・墾丁(ケンティン)で、日本航空と共催されるこの大会は「東洋のハワイ」と称される美しい景観の中を走れると人気。今年は11月16日に開催予定とのことです!

イベントでは地元の「嵐天楽集(ランティエンユエジィ)」による原住民族の伝統音楽パフォーマンスも披露されました。どこか懐かしい感じのするゆったりした楽曲と、包み込むような歌声にうっとり。一気に屏東の世界へと引き込まれました。

出典:シティリビングWeb

観光、グルメ、ビーチ、そしてスポーツイベントまで、幅広い魅力が詰まった台湾・屏東県。日本からは高雄経由でアクセスも良好なので、アジア圏でちょっと南国気分を味わいたい旅にぴったりです。次の海外旅行、いつもとちょっと違う台湾を体験したいなら、ぜひ「屏東」をチェックしてみてくださいね!

元記事で読む
の記事をもっとみる