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【グッチ ホースビット 1953】オシャレな人が「持っていて損なし」と推す名作ビットローファーの魅力

  • 2025.7.18

「不易流行」とは、時代を超えて変わらない本質的な「不易」と、時代や状況に応じて変化する「流行」を調和させる概念。

洋服は名作を選ぶセンスを持ちながら、店選びでは流行を取り入れる柔軟さを。そんな感性こそが、東カレ男子の正解なのだ。

【vol.05】グッチの「ホースビット 1953」
ホースビットの造形美と手仕事の温もりを感じさせるハンドモカステッチ、そして足入れしたその日から快適な履き心地を約束するマッケイ製法の採用など、誕生時から継承されるこだわりを随所に散りばめた名作ローファー。フットベッドには、誕生年が記されたタグも


グッチの「ホースビット 1953」ローファーは、馬の口に咥えさせる轡(くつわ)=ホースビットをモチーフに生み出された。

当時の美意識の高いグッチの顧客たちが愛好している趣味のひとつであった乗馬が、インスピレーション源だといわれている。

上質なスムースレザーとクラシックなムードが香るフォルム。そして、味わい深いハンドモカステッチにさり気なく色気を醸し出す金具というコンビネーションの妙味は、誕生から70年以上経た今もなお、世の洒落者たちを魅了し続けている。

その歴史の中で、フランシス・フォード・コッポラやフレッド・アステアといったファッショニスタからも寵愛を受けたとされる本作の特筆すべき点は、服装の好みや体型が異なるふたりの足元になじみながらも、無二の存在感を放つことに他ならない。

今回訪れた『東麻布 いと』にも、似たものを感じた。日本料理の真髄を極めた伊東 彰氏によるイノベーティブな料理は、さまざまなアレンジが加えられながらも、根底には四季の旬を味わう和の精神が息づいている。

素地がしっかりとしているからこそ変化にもしなやかに対応できる。そういう男性でありたいと、しみじみ思う。

■アイテム
¥152,900〈グッチ/グッチ クライアントサービス TEL:0120-99-2177〉

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