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意外に間違える人が多いかも…?「5+(5−3)×6÷4」→5秒でチャレンジ

  • 2025.9.5
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今回はカッコを含む計算問題に制限時間5秒で挑戦してみましょう。

普段はすんなり解ける問題かもしれませんが、スピードを意識すると焦って間違えてしまうかもしれません。

5秒以内に解くためには、カッコを含む計算の順序を身体に覚えこませる必要があります。どんな計算順序だったか思い出していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
5+(5−3)×6÷4

どんな順序で計算するべきだったでしょうか。

解説

この問題の答えは「8」です。

さっそく、計算順序を確認しましょう。

<正しい計算順序>
(1)カッコの中の掛け算と割り算
(2)カッコの中の足し算と引き算
(3)カッコの外の掛け算と割り算
(4)カッコの外の足し算と引き算

大枠としてカッコ→その他という流れがあり、さらに細かく掛け算・割り算足し算・引き算という順に計算するというルールでした。

計算問題は基本的にこの順序に従って解いていくことが大前提ですので、今回の問題もこの順序に沿って解いていきます。

5+(5−3)×6÷4
=5+2×6÷4
=5+12÷4
=5+3
=8

計算に慣れている場合は「2×6÷4=3」とすぐに分かるかもしれないので、途中式が短くなりますね。

5秒以内に解くためには、式を「掛け算と割り算・足し算と引き算」のようなまとまりに区切って見る目が必要です。

つまり、「5」と「(5−3)×6÷4」の二つに分けて見ると計算しやすくなりますよ。

まとめ

今回は計算問題を解くために必要不可欠な計算順序について振り返りました。

カッコがある計算はやや複雑に感じるかもしれませんが、先に計算するというだけなので、覚えておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


もう一問挑戦!

どこから計算するのが正解?「9−(1+7)÷4」→正しく計算できる?
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