どうやって計算するか覚えてる？「4/5×0.3」→正しく計算できる？

分数と小数を含んだ計算式のとき、どのように計算しますか。

分数と小数の関係を正しく理解していれば、正答を求めることができるはずです。

ぜひこの記事の問題に挑戦してみてください。

問題

次の計算をしなさい。
4/5×0.3

分数と小数が混ざっているので、どちらかに揃えて計算しなければいけません。

正しく計算できるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「0.24」（もしくは「6/25」）です。

ここでは二通りの計算方法を紹介します。

小数に揃えて計算

「4/5×0.3」は分数と小数が混ざっているので、小数に揃えて計算しましょう。

分数は次のように、小数にすることができます。

a/b = a÷b

つまり
4/5
=4÷5
=0.8

これによって、元の計算式は
0.8×0.3
となります。

これは小数点の位置に注意して計算しましょう。

0.8×0.3=0.24

したがって、答えは「0.24」となります。 

分数に揃えて計算

次は分数に揃えて計算する方法をやってみましょう。

0.3
=3/10

よって、元の計算式は「(4/5)×(3/10)」となります。

分数同士の計算算では、分母を掛け算、分子を掛け算しましょう。

したがって、
(4/5)×(3/10)
＝12/50
＝6/25

以上より、答えは「6/25」となります。

まとめ

分数と小数の掛け算は、「小数に揃えて計算」もしくは「分数に揃えて計算」のどちらかの方法を考えましょう。

計算式によっては「小数に揃えて計算」ができないこともあるので、見極める必要があります。

繰り返し練習をしてパターンを身につけましょう！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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