どうやって計算するか覚えてる？「720÷4÷5÷6」→5秒でチャレンジ

ひとつの式の中に複数の割り算があるときは、計算に注意しなければいけません。

そこで今回は、複数の割り算をまとめて一回にする方法を紹介します。

慣れると計算がとても早くなるので、ぜひこの記事を読んで練習をしてみてください。

問題

次の計算をしなさい。
720÷4÷5÷6

正しく計算できるでしょうか。

まずは、自分自身で計算をしてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「6」です。

また、途中の計算は次のようになります。

720÷4÷5÷6
=180÷5÷6
=36÷6
=6

上記の計算式では、左から三つの割り算を順に行いました。

割り算だけの計算の場合、左から順に計算しなければいけません。

この計算方法でもいいのですが、工夫して計算することも可能です。

＜計算の工夫＞
720÷4÷5÷6
=720÷(4×5×6)
=720÷120
=6

「4で割る」「5で割る」「6で割る」と計算するので、これらをまとめると「120で割る」のと同じことになりますね。

つまり「720÷120」の計算をすると、元の計算式と同じ答えになります。

一つひとつ計算してもいいですが、割り算を一回にまとめることができれば、計算ミスを減らすことができるでしょう。

まとめ

正しい答えを求めることができたでしょうか。

「割り算が苦手」という方は、この方法を使うと、割り算の回数を減らして計算ができますね。

ぜひ日常生活でも活用してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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