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大人が意外と間違える算数「42kmの道のりを2時間半で走ったら…」→時速何km?

  • 2025.8.19
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算数・数学の中でも「速さ」は苦手意識を持つ人が多い単元のひとつです。

今回は、「速さ」の問題に挑戦し、正しい理解ができているか確認してみましょう。

問題

42kmの道のりを2時間半で走るとき、速さは時速何kmですか。

正しく求めることができるでしょうか。まずは自分自身で考えてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「時速16.8km」です。

どのように考えるのかを順に解説をしていきます。

「時速◯km」というのは「1時間で◯km進む速さ」ということです。

今回の問題では「42kmの道のりを2時間半で走る」ので、これを1時間あたりに進む距離に変換すればよいということになります。

そこで注意が必要なのは「2時間半(2時間30分)」という単位です。

「時間」と「分」という二つの単位を用いて表されているので、一つの単位に統一しましょう。

2時間半(2時間30分) = 2.5時間

「30分 = 0.5時間」という表現は日常でも使用することがあるでしょう(「30分 =0.3時間」ではないことに注意)。

これによって「42kmの道のりを2.5時間で走る」ということが分かります。

速さを求めるには以下の計算をしましょう

速さ=距離÷時間

つまり
42÷2.5=16.8

以上より、答えは「時速16.8km」です。

まとめ

正しい答えを求めることができたでしょうか。

速さの問題では、単位変換に注意して計算をしなければいけませんね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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