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「キャスティングにすごく説得力」「重なった」“声を生業とする患者”として登場した“大人気声優”に大反響【日曜劇場】

  • 2025.8.7

松本潤が主演するTBS系 日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜よる9時)の第3話が8月3日に放送された。人気アナウンサーの堀田義和(津田健次郎)が、下咽頭がんを告知される。魚虎総合病院の外科医の東郷康二郎(新田真剣佑)は「最短かつ最も有効な手段」として手術を薦めるが、堀田は大切な仕事道具である「声」の変質を恐れて手術を拒否。セカンドオピニオンとして徳重(松本潤)総合診療科を受診するのだった。声を生業とする堀田の葛藤が、観る人の胸を締めつけた。

“堀田”津田健次郎の葛藤に視聴者が涙 “康二郎”新田真剣佑にも反響

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日曜劇場『19番目のカルテ』第3話より(C)TBSスパークル/TBS

「声を失えば、自分は死んだのと同じ」と言う堀田。その言葉を聞いた徳重は、人生がこの先も続いていくことを伝えた上で向き合おうとしていた。堀田は「声は、私の宝です」と涙ながらに語り…。そんな葛藤する堀田を演じたのは声優でもある津田健次郎。

「魂が込められた演技に涙」「声を大切にしている気持ちが本物の津田さんと重なった」「キャスティングにすごく説得力があった」と、津田が演じたからこそのリアリティが、視聴者の心も揺れ動かしていた。

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日曜劇場『19番目のカルテ』第3話より(C)TBSスパークル/TBS

手術を押し進めようとしていた康二郎だったが、徳重の堀田への診察に立ち会ううちに、治療後も患者の人生が続いていくこと、本人の“納得”の大切さに気づきはじめる。辛い現実を受け止め、手術を決断した堀田に、「手術の腕には自身があります」と康二郎は伝えた。「頼もしい。先生、嘘がないから」と堀田が笑顔を浮かべたシーンが印象的だ。

SNSでは「患者さんを救いたい想い伝わったよ」「皆に思われてるほど堅物じゃないな」「患者側から見れば信頼できるんだな」との声が上がり、康二郎のクールで合理的なイメージが変わるようなシーンだった。また、“堅物”でありながら繊細な感情を表現するという難しい役どころを演じた新田真剣佑に「個人的にきょうのMVP」「演技、どんどん進化してる」といった声もあふれている。

徳重の恩師“赤池先生”田中泯の言葉が視聴者の心に響く

第3話では、魚虎総合病院に徳重の恩師で、みずき(小芝風花)が憧れる赤池(田中泯)が訪ねてきたシーンも印象的だ。赤池のドキュメンタリーのナレーションを務めていた堀田が、本当は赤池に診てもらいたかったこと、赤池の弟子である徳重が堀田の診察をすることも運命的だった。

堀田の手術後、徳重は病院を出ていく赤池を見送る。赤池は「いくら生きても、迷うもんは迷う。どんな道を選んでも、後悔はある。全部が正しくて、全部が間違ってる」と徳重に言葉をかけた。その言葉にSNSでは「グッときました」「久しぶりに、胸がすぅーーっとした、セリフ」「言葉には説得力がある」と反響が続出。

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日曜劇場『19番目のカルテ』第3話より(C)TBSスパークル/TBS

別れた後で振り返り、徳重とみずきの背中を見つめる赤池。ふと振り向いて赤池の背中を見る徳重のシーンも印象的で、「お互い相手に気づかれないように背中を見ているのが、まぎれもなく“師弟”でよかった」「師弟コンビがかわいいな」と師弟の心温まるやりとりに注目が集まっていた。

その一方、「もう会えなさそうな気配しかないのだが…」「何かフラグに感じる」「なんか不安」と心配の声も上がっていた。赤池の今後も気にならずにはいられない。


TBS系 日曜劇場『19番目のカルテ』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。



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