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「マナーではなく、ルールです」横断歩道で…岡山県警の注意喚起に「全面的に同意」「やっと来たか」

  • 2025.9.2
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

通勤や通学など、日常の移動に不可欠な「横断歩道」。しかし、その“優先ルール”が日常の中で見落とされるケースも少なくありません。令和2年から令和6年までの過去5年間でも、全国で3,600件以上の横断歩道での歩行者事故が発生し、その多くが死亡事故につながっています。

こうした中、岡山県警が公式Xで発信した「横断歩道は歩行者優先。マナーではなく、ルールです」という注意喚起が話題になりました。

ドライバーに向けて、歩行者妨害の違反行為についての警告をユーモラスかつ強い口調で伝えたことで、多くの注目を集めています。はたして、この呼びかけに対してどんな反応が寄せられたのでしょうか。

詳しくご紹介します。

“マナー”ではなく“ルール”としての横断歩道

 

岡山県警察は公式X(@okayama_police)にて、「横断歩道は歩行者優先。マナーではなく、ルールです」とユーモアを交えつつも強く訴え、遵守されない場合は歩行者妨害違反として取り締まると投稿し、注目されています。

警察庁によると、令和2年から令和6年までの過去5年間で、自動車と歩行者が衝突した交通死亡事故は5,296件発生。そのうち約7割の3,661件は歩行者が横断中の事故だったとのことです。

これに対し警察庁は、「運転者のルール」と「歩行者のルール」を以下のように定義づけています。

【運転者のルール(横断歩道付近)】

横断歩道や自転車横断帯に近づいたときは、横断する人や自転車がいないことが明らかな場合のほかは、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。また、歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道や自転車横断帯の手前(停止線があるときは、その手前)で一時停止をして歩行者や自転車に道を譲らなければなりません。

横断歩道や自転車横断帯やその手前で止まっている車があるときは、そのそばを通って前方に出る前に一時停止をしなければなりません。

横断歩道や自転車横断帯とその手前から30メートル以内の場所では、ほかの車を追い越したり、追い抜いたりしてはいけません。

横断歩道のない交差点やその近くを歩行者が横断しているときは、その通行を妨げてはいけません。

横断歩道、自転車横断帯とその端から前後に5メートル以内の場所では、駐車も停車もしてはいけません。ただし、赤信号や危険防止のために一時停止する場合などは別です。
出典:警視庁「横断歩道は歩行者優先です
【歩行者のルール(横断歩道付近)】

横断歩道や信号機のある交差点が近くにあるところでは、その横断歩道や交差点で横断しなければなりません。また、横断歩道橋や横断用地下道が近くにあるところでは、できるだけその施設を利用しましょう。
なお、「歩行者横断禁止」の標識のあるところでは、横断をしてはいけません。道路を斜めに横断してもいけません。
ガードレールのあるところで横断するのも極めて危険です。また、自転車横断帯には入らないようにしましょう。
出典:警視庁「横断歩道は歩行者優先です

道路を利用する以上、歩行者も運転者も、自らの立場に応じたルールを理解し、守る責任があります。特に横断歩道における優先関係は、命に直結する場面であることを改めて意識すべきでしょう。

市民の安全のためにありがとう!

今回の岡山県警の呼びかけに対して、まず率直に「ありがとう」と声を上げる人が多くいました。

  • 市民の安全を守るため、いつもありがとうございます。
  • 「マナーではなく、ルール」という言葉に全面的に同意します。
  • 全国で取締り強化をお願いします!横断歩道は歩行者優先ですよ!
  • 「遂に!」というより「やっと来たか」って感じですね。

これらの声からは、長年「きっかけを待っていた」という期待と共感が伝わってきます。日常の安全を守る役割への姿勢が、広く支持されていることがうかがえます。

「歩行者優先」ルールを守らないドライバーの実態

一方で、現状として「歩行者優先が守られていない」という実感を持つ人は多いようです。実際に「歩行者優先なのに車が止まってくれない」といった体験をした方の声は多く、現場の切実な声が響きます。

  • 多くのドライバーが違反していると思う。
  • 歩行者優先なのに、車が全然止まってくれないことが何度もありました。
  • 以前、目の前のおばあちゃんがひかれそうになっていたのを見た。
  • 横断歩道で待ってても、誰も止まってくれないですけど?

「車が譲っていたら早く渡ってほしい」運転者側の意見

反対に、運転者の立場からは「譲るのは義務だから、迷わず渡ってほしい」という意見もあります。なかなか横断歩道を渡らない歩行者に対しては不満の声も。

  • 車が譲っていたら、歩行者には遠慮せず渡ってほしい。
  • 信号機のない横断歩道は歩行者が優先なんです。譲らずに車が止まったならすぐに渡ってください。
  • せめて渡る気がない、渡らないという意思表示をしてほしい。
  • 「渡らないなら横断歩道から離れて!」と大声で注意したことがある。
  • 横断歩道のすぐ側で喋っている人も迷惑。

たとえ歩行者が車に譲ろうとしても、運転手は「歩行者妨害」として違反になります。横断歩道を歩いて渡る際は、左右を確認した上で迷わず渡るようにしましょう。

運転手も歩行者も今一度確認を

今回は「横断歩道の歩行者優先」に対するさまざまな立場からの声をご紹介しました。

岡山県警の注意喚起に対し、市民からは「全面的に同意」「やっと来たか」といった歓迎の声がある一方、「歩行者優先」が守られていないという現状を嘆く声も。また、運転者側からは「譲っているのに渡らない歩行者へのストレス」も示され、相互の行動と意識のズレが一部で起きていることが浮き彫りになりました。

運転手はもちろん、歩行者も「歩行者優先」であるということを改めて認識する必要があるかもしれません。