「義実家への帰省、嫁は不要では？」帰省のあり方について「行かなくて良い」「喜んで帰省している」さまざまな意見が集まる

お盆には、実家や義実家へ帰省する家庭も多いでしょう。親族で集まって食事をしたり、お墓参りをしたりと、お盆の過ごし方や習慣は、家庭によってさまざまです。

SNSで、妻の立場の方からの「お盆に義実家へ帰省することが暗黙の了解とされているけど、妻が行く必要はある？」といった趣旨の投稿が話題になっています。

SNSでは「行かなくても支障はない」「もう帰省していない」と共感の声が多くみられました。一方で、実際に義実家へ帰省している人のなかには「夫が嫌がるので」というケースもあれば、逆に義実家の居心地の良さから喜んで帰省している人もいるようです。

はたして、世の中の人は「義実家への帰省には妻は必要ないのではないか」という意見に対し、どのような考えを抱いているのでしょうか？詳しくご紹介します。

妻は義実家に行かなくても良い

子どもを含めて家族全員で帰省するとなると、迎える義実家も準備に追われることが少なくありません。また、義実家へ行けば、嫁として何か手伝わなければと気を遣う場面もあるでしょう。

こうした背景から、妻が帰省しなくても大きな支障はないと考える人が多いようです。

実際に、義実家へは帰省していない人も増えているようで、「夫と子どもだけで帰省している」という実体験も寄せられています。

そもそも、義実家へ帰省したくないと考えるようになった背景には、さまざまな理由があるようです。

帰省のたびに心身の負担を感じてしまう人も少なくないようです。家族や義実家のために動こうとするあまり、自分の疲労やストレスが大きくなることもあるのでしょう。

せっかくのお盆休みに「疲れるだけ」と感じるのであれば、帰省せず自宅でゆっくりしたいと考えるのも自然なことかもしれません。

しかし、なかには、夫が嫌がるので仕方なく帰省するという人も。

帰省によって妻が大きな負担を感じていないかどうか、夫としても配慮することが大切でしょう。お互いに負担を減らす方法を話し合うことで、より穏やかに過ごせるお盆休みになるかもしれません。

一方で、義実家への帰省に肯定的な意見もありました。

義実家で過ごす時間を楽しみにしている人も少なくないようです。おいしい食事や子どもの世話を手伝ってもらえることで、普段の生活よりも気楽に過ごせる場合もあります。

さらに、義母や義父との関係が良好で居心地が良いことも、帰省を楽しむ理由の一つになっているようです。

また、義母の立場からもさまざまな声がみられました。

義母のなかには、嫁や孫との時間を大切に考えている人も多いようです。無理に帰省させず、気持ちよく過ごしてほしいと考える声も少なくありません。

お互いにちょうどよい距離感を保ちながら、心地よく過ごせる関係性を築くことが求められているのかもしれません。

今回は、「義実家への帰省には嫁は必要ないのではないか」という意見に対する世の中の人の考えをご紹介しました。

必ずしも妻が一緒に帰省する必要はないと考える人は多く、実際に帰省していない家庭も少なくありません。

その一方で、夫の意見や家庭の習慣などから、帰省せざるを得ないという人も。義実家に帰省したくない背景にはさまざまな事情があるので、夫も義両親も理解を示すことが大切でしょう。

逆に、夫側も「妻の実家は気を遣うので帰省したくない」という方も。

なかには喜んで帰省する人もいますが、それは義両親との良好な関係性があってこそといえそうです。

いずれにせよ、帰省のあり方は家庭ごとに違うため、お互いの立場や気持ちを尊重することが大切でしょう。