医師「肌が老化する原因に…」→実は『乾燥やシワ』を悪化させる…意外とやりがちな“NG習慣”とは？【医師が監修】

鏡を見るたび、「最近シワが増えたかも」「なんだか肌のハリがなくなってきた？」と感じることはありませんか？実は、そんな老化サインの原因は、日々の何気ない習慣に潜んでいることが多いんです。私たちが知らず知らずのうちに続けている『肌の老化を加速させるNG習慣』は意外と多く、気づかないままだとせっかくの努力がムダになってしまうことも…。

この記事では、意外なNG習慣をわかりやすく解説し、今日からすぐに見直せるポイントをご紹介します。

知らないうちに進む…肌が老化する原因になる『NG習慣』とは

肌の老化は、加齢だけでなく紫外線や生活習慣など、さまざまな要因が複雑に絡み合って起きています。多くの人が「UVケアは欠かせない」「睡眠や食事に気をつけている」と思い込んでいるものの、実際には知らずに肌の老化を加速させてしまうNG習慣を続けていることがあります。

例えば、「洗顔のしすぎ」がその1つ。

肌の汚れを落とそうとゴシゴシ洗いすぎると必要な皮脂まで取り除き、バリア機能が低下して乾燥やシワの原因に。さらに、冷暖房の効いた室内に長時間いると空気が乾燥しやすく、肌の水分が失われて乾燥肌に。加えて、寝る前のスマホ操作によって睡眠の質が低下することも肌の修復力を妨げる大きな要因に。つまり、日常の習慣の中に「なんとなくやり続けているけど肌に良くないこと」がたくさん詰まっているのです。

正しいケアで肌の老化を防ごう

肌の老化を加速させるNG習慣は意外にも身近なものばかりです。

まずは「洗顔の頻度と方法」を見直しましょう。皮脂を落としすぎないために、洗顔は朝晩の2回程度に留め、優しく泡で包み込むように洗うことがポイントです。また、洗顔後は速やかに保湿を心がけてバリア機能をサポートしましょう。

そして、UV対策は1年中マストです。通年でしっかりと紫外線カット効果のあるものを使う習慣をつけてください。お部屋の乾燥対策も大切。加湿器を使う、こまめに換気するなどして適度な湿度を保ちましょう。そして最も忘れがちなのが「質の良い睡眠」です。寝る前のスマホは控え、リラックスできる環境づくりを心がけると肌の回復力がアップします。

これらの習慣を見直すことで、肌本来の透明感や弾力が戻り、老化のスピードを遅らせることができるでしょう。

意外な習慣がカギ！日々の生活を見つめ直して若々しい肌をキープしよう

肌の老化は避けられないものと思われがちですが、実は日常の小さな習慣が大きな影響を与えています。

思い込みや癖になっているNG行動があると、どんなに高価な化粧品を使っても効果は半減。基本的な生活習慣の見直しが、肌の若々しさを保つ上で非常に重要です。

この記事で紹介した意外なNG習慣をぜひチェックして、今日から少しずつ改善していきましょう。

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監修者：古賀 愛子（こが あいこ）ハナ・ビューティークリニック院長

熊本大学医学部医学科卒業。
国立国際医療研究センターにて初期臨床研修を修了後、東京大学医学部附属病院で心身医学を専攻。内科専門医および心療内科専門医の資格を取得。心と体のつながりに深く向き合う医療に従事するなかで、美容医療がもたらす前向きな変化に着目し、2021年より大手美容外科に勤務。年間数千件におよぶ患者様の診療を行いながら、美容医療の技術と知識を磨く。院長職や技術指導医としての経験も積み、若手医師の育成にも携わる。2024年より新宿・ハナ・ビューティークリニック院長に就任。
患者様一人ひとりの「こうなりたい」という想いに寄り添い、医学的な根拠に基づいた美容医療を通じて、内面からも輝ける美しさを引き出すことを目指している。

クリニックHP：https://hana-beautyclinic.com/
Instagram：https://www.instagram.com/hanabeautyclinic87?igsh=ZnM4OXdvbWk3a2Rz