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ルーク・ニュートン、新作舞台でアレキサンダー・マックイーン役に抜擢

  • 2025.7.10
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ルーク・ニュートンが、オフブロードウェイの新作舞台『House of McQueen(原題)』で、アレキサンダー・マックイーン(本名リー・アレキサンダー・マックイーン)を演じる。イギリス出身の彼は、Netflixドラマ『ブリジャートン家』のコリン・ブリジャートン役でブレイク。『ブック・オブ・モルモン』で舞台作品に初出演し、2023年にはニール・ラビュートの『ザ・シェイプ・オブ・シングス』で主演を務めた。

1970年にロンドン・イーストエンドで生まれたアレキサンダー・マックィーンは、サヴィル・ロウやロメオ・ジリなどで経験を積んだ後、セントラル・セント・マーチンズに進学。1991年に卒業コレクションがイザベラ・ブロウの目に留まり、翌年に自らの名を冠したブランド、アレキサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)を発表。1996年にはジバンシィ(GIVENCHY)のデザイナーに就任し、平行して自身のブランドのコレクションも披露した。

ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを弱冠26歳で受賞したほか、英国ベスト・デザイナー賞を獲得。ケイト・モスレディー・ガガリアーナなど交友関係も広く、王室メンバーら多くの顧客を抱えていたが、2010年に40歳の若さで自死のためこの世を去った。2018年に公開されたドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』では、デザイナーとしての歩みに加え、姉の夫から受けた性的虐待など、プライベートの苦悩も描かれた。

Alexander McQueen attends The 2003 CFDA Fashion Awards - Backstage

ザ・マンション・アット・ハドソン・ヤーズで上演される舞台『House of McQueen(原題)』は、「新進デザイナーとして頭角を現したキャリア初期から、その後、世界で最も重要なファッションハウスのひとつを築き上げ、2010年に悲劇的な死を迎えるまで、幾重にも織り重なったリー個人の経験」を描くという。メンターだったブロウや家族など、彼の人生に重要な役割を果たした人物たちとの関係を取り上げ、ダラ・クラウドが脚本、サム・ヘルフリッヒが演出を手がけ、マックイーンの甥ゲイリー・ジェームズ・マックイーンがクリエイティブ・ディレクターを務める。また、床から天井までLEDパネルを設置するなど斬新な演出も取られるようだ。プレビュー公演が8月19日より行われ、9月9日に初日を迎える。

Text: Tae Terai

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