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妊活中や妊娠中の脱毛は良い?悪い? 医師が教える安心ガイド

  • 2025.7.5

いまや全身脱毛は当たり前の時代! 今回は、リゼクリニック新宿東口院の美容皮膚科医・赤岩優妃先生に「妊娠中の脱毛」や「妊活中脱毛」について伺いました。

妊娠中・授乳中に脱毛しても良いの?

妊娠中・授乳中に、専門機関で脱毛を受けることはできません。理由としては、以下が挙げられます。

・妊娠すると、脱毛照射によって肌トラブルが起きてしまっても、薬が服用できないため
・長時間同じ姿勢でいることや、痛みにより母体への負担がかかってしまうため
・ホルモンバランスの変化によって脱毛効果を十分に得られない可能性があるため

またご自身での剃毛も、お腹が大きくなった体では上手に処理することが難しく、皮膚を傷つけてしまう可能性があるため、おすすめできません。

妊娠前に脱毛することに問題はある?

妊娠前であれば、脱毛は基本的に問題ありません。妊活中でも、体に悪影響はなく、むしろ出産に備えて計画的に脱毛を進めておくのはおすすめです。

また、リゼクリニックの医療脱毛プランは有効期限が「5年間」と長期保証のため、妊娠・出産・育児などで脱毛の期間が空いてしまっても、無理なくご継続いただけます。将来のライフプランに合わせて、安心してご相談ください。

「妊活脱毛」とは?

「妊活脱毛」とは、将来の妊娠や出産に備えて、妊娠前にあらかじめアンダーヘアの脱毛を行うことを指します。近年では、出産時や産後の母体への負担を軽減する目的で、妊活の一環として脱毛を希望される方が増えています。

「妊活脱毛」のメリット

妊娠中は定期的な産婦人科受診が必要になり、陰部を診察される機会も増えます。また、出産時には「会陰(えいん)切開」や「会陰裂傷」などで傷ができることがあり、産後は「悪露(おろ)」と呼ばれる出血が1カ月ほど続くことも。こうしたなかで、陰毛があると蒸れやすく、傷の炎症やかぶれ、菌の繁殖といったトラブルにつながる可能性があります。妊娠する前にあらかじめ脱毛しておくことで、これらのリスクを軽減し、出産前後をより快適に過ごすことができます。

「会陰切開」とは

出産時、赤ちゃんの頭が大きい場合や会陰部が十分に伸びない場合には、「会陰裂傷」が起こることがあります。それを防ぐために、あらかじめ会陰部を切開する「会陰切開」が行われることも。切開後は縫合が必要で、糸が自然に溶けない場合は抜糸が必要となり、傷が完全に落ち着くまでに1カ月ほどかかります。

あらかじめ「妊活脱毛」をしておくことによって、傷口の炎症やかぶれ、雑菌の繁殖による感染のリスクを下げることができます。

産後の出血「悪露」とは

出産後、子宮がもとの大きさに戻る過程で、胎盤や子宮内膜が血液とともに排出される現象を「悪露(おろ)」といいます。これは生理のような出血で、個人差はありますが1カ月程度続きます。

悪露の間はナプキンの使用が欠かせませんが、長時間の使用による蒸れや摩擦は、かぶれや雑菌の繁殖を引き起こすこともあります。産後は育児に追われて自分のケアが後回しになりがちです。あらかじめ「妊活脱毛」をしておくことによって、長時間のナプキン使用によるかぶれや炎症、菌の増殖を防ぐことができ、ニオイや肌トラブルを軽減させることが可能です。

※参考/ 『妊活脱毛』に関して(リゼクリニック公式ページより)

教えてくれたのは

美容皮膚科『リゼクリニック』新宿東口院 美容皮膚科医 赤岩優妃先生

出典: 美人百花.com

全国26院展開 医療脱毛・美肌治療を行う『リゼクリニック』 (男性はメンズリゼ)の美容皮膚科医。さまざまな資格を持つ、美容のプロ。 リゼクリニック公式YouTubeインスタグラムにて、タメになる美容知識を日々発信中。日本美容外科学会会員・日本医師会認定産業医・ボトックスビスタ認定医・ジュビダームビスタ認定医・厚生労働省指定オンライン診療研修修了医・アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー。

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