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【梶田拓希×湊丈瑠】夢だった“刀剣男士”にかける情熱を語る。舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼インタビュー

  • 2025.7.5

7月6日(日)より開幕する「舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼」で、共演を果たす小竜景光役の梶田拓希さんと石田正宗役の湊 丈瑠さん。1年前から始まった事前稽古を通じて築かれた関係性は、「共演者」ではなく「戦友」に近い。互いの信頼、模造刀でつながる意外な共通点、そして熱い殺陣の稽古まで──。刀剣男士としての思いと、素顔のふたりを引き出すスペシャル対談。

profile
梶田拓希
かじた・ひろき2002年5月17日生まれ、静岡県出身。近作に、ミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stage、『ワールドトリガ― the Stage』B級ランク戦最終決戦編などがある。25年秋、舞台『ジョーカー・ゲームIII』に出演予定。2024年の「SASUKE」第42回大会では2ndステージまで進出するなど、高い身体能力にも定評がある。

profile
湊 丈瑠
みなと・たける 2001年8月12日生まれ、群馬県出身。主な出演作に『劇団「ハイキュー!!」〝出逢い〟音駒高校』、『ライドカメンズ The Stage』、声優として茶×水×擬人化プロジェクト『茶水伝承』で主役・水野瑞希役を演じている。25年秋、ミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stageに出演。

1年を共に過ごしてきたふたりが語る、“舞台『刀剣乱舞』”の魅力

――舞台『刀剣乱舞』(「刀ステ」)への出演が決まった時のお気持ちは?

梶田 とにかくうれしかったのを覚えています。「刀ステ」に出るということは、ずっと夢であり目標だったので、それが叶ったことが本当にうれしくて。あと男の子なので(笑)、やっぱり日本刀が好きで。そこから殺陣も好きになって、世界観や音楽の壮大さ、元の主との物語にも心を打たれて、「こういう舞台に立ちたい」って強く思ったんです。

僕は『るろうに剣心』がきっかけで芸能を目指すようになって、そこから日本刀が好きになりました。家には模造刀もあって、先輩からもらった京都の刀なんですけど、17万円くらいするらしくて。めちゃくちゃ、ちゃんとしたやつです(笑)。模造刀だけど振ったりしていました。殺陣も含めて、稽古は“お仕事”なんだけど、僕にとっては大好きなメニューばかりで、全部が楽しいです。今回、「刀ステ」で初めて舞台上で刀剣を振れることが、本当にうれしいです。

――稽古は1年前から始まっていたとか。

そうなんです。1年前から月2回くらいのペースで事前稽古がスタートしていて。ここまでじっくり準備できる舞台って、なかなかないと思います。

梶田 長く一緒にやってきた分、すごく関係性も深まりました。共演は初めてですけど、今では家族みたいな存在ですね。

――お互いの印象や関係性について教えてください。
 
成長しているなって思います。拓希の殺陣は熱量がすごくて、それがちゃんと動きに現れているんですよ。それを見ていると「僕も頑張らなきゃ」って思えるし、かっこいいなって思います。

梶田
うれしいなあ。丈瑠の殺陣は、とにかく綺麗。刀剣がすごく長く見えるんです。立ち筋が“シュッ”と伸びていて、最後までスッと決まっている。その所作が好きで、早く本番で見てもらいたいなって思っています。

僕たち、ペアを組むことが多くて。3回前くらいの稽古でも一緒に組んで、「こうじゃない?」「いや違うかも」ってお互いに意見を言い合いながら、30分くらいずっと「もう一回! もう一回!」ってやり直して。動画を撮って確認して、またやって……と、ずっと繰り返していました。

梶田
休憩中でも「ちょっとやろうか」って声かけ合ったりして。自然とそういう空気がある関係なんです。

――第一印象は覚えていますか?
 
明るい子だなって思いました。ちょっとちょけることが多くて(笑)。

梶田 そう?(笑)

多いでしょ?でも、やるときは本気で。その切り替えがすごくはっきりしてて、そこが印象的でした。

梶田 僕は、丈瑠は落ち着いた人だなって。僕が結構ワーッてなるタイプなんですけど、最初の挨拶とかもめちゃくちゃ丁寧で。年上だけど、芸歴はほぼ同じくらいで、すごくしっかりしてる。「おはようございます」って誰にでも自然に言えるタイプ。もちろんみんな挨拶はするけど、特に丁寧だなって印象がありました。

――ふたりが仲良くなったきっかけは?
 
梶田 歳が近いのもあるし、殺陣でペアになることも多くて。ふたりともめちゃくちゃ気合い入っていたんですよ。気合いのレベルが同じだったから、「やろうぜ!」ってなって、そこから自然と仲よくなっていきました。

一緒に途中まで帰ったりもしていたし、アイスも食べたね。

梶田 アイス食べた(笑)。ソフトクリームね。

漢気じゃんけんとかして(笑)。稽古後も一緒にいたことが多かったから、どんどん距離が縮まったんだと思います。

――共通点や、逆にまったく違うなと思う部分は?

梶田 さっき話していた模造刀! 丈瑠が模造刀持っているって聞いて、「俺も実家にあるよ!」って(笑)。長いものと短いものがちゃんと2本あって、帰省した時に振ったりしています。

模造刀仲間!(笑) じゃあ色は?

梶田 黄色のやつ!

新選組の誰かって聞いたんだけど(笑)

梶田 いや、俺は詳しくはわからない(笑)

性格は全然違いますね。拓希はすごく気さくで、誰とでもすぐ仲よくなれるタイプ。僕はあまりグイグイいけないから、そういうところが眩しく見えます。

梶田 僕は逆に、グイグイ行きすぎて迷惑かけちゃうことも(笑)

可愛い(笑)

梶田 丈瑠の、ちゃんと相手のリズムを見てからスッと懐に入る感じとか、すごく羨ましいなって思います。

――もしオフの日にふたりで出かけるとしたら?

2つあります! まず、トランポリン行きたい。拓希は絶対動けるし、アクロバットもすぐできるようになると思う。

梶田 いいねー! 行きたい!

あと普通にお城とかも行きたい。刀剣が好きだから、いろんなところに見に行くのもいいなって。

梶田 お城、いいね。刀剣とか一緒に見に行くの楽しそう。本屋さんもいいし、観劇とかも行きたいな。蔦屋書店の銀座のカフェがあるところ、好きなんですよ。そういうところで本を読みながらゆっくり過ごすのも、いい時間だなって。

――最後に、今回の舞台の見どころを教えてください。
梶田 今回は、刀剣男士と元の主である歴史上の人物とが深く関わるという展開ではなく、刀剣男士たちの“絆”という部分がすごく強く描かれている作品だと思います。その“絆”というか、仲間同士の熱い戦いとか、ぶつかり合いであったり、心のすれ違いだったり──そういうのがしっかり描かれていて、人間ドラマとしても見てもらえる内容になっていると思います。だから、そこを楽しみにしてもらえたらうれしいです。

純粋に今回は水心子正秀と源清麿の部隊ver.が2種類あるので、違った見方ができるというのはまず一つ魅力なのかなと思います。あと、あらすじに出ていると思うのですが、今回は歴史改変されて「天保の改革」が続いている世界を本来の姿に戻すために、刀剣男士たちは戦うので、そこがなんか、本来の歴史のために改革を頓挫させるっていうところが、僕の中では面白いなと思っています。


©NITRO PLUS・EXNOA LLC/舞台『刀剣乱舞』製作委員会

information
舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼

名だたる刀剣が戦士の姿となって現れる戦う人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」。その世界観を壮麗な舞台で描く“刀ステ”シリーズ最新作『士伝 真贋見極める眼』が、2025年夏に上演される。本作の題材は、原案ゲーム「特命調査 天保江戸」。脚本・演出を手がけるのはシリーズを支え続ける末満健一。水心子正秀 部隊編入ver.と源清麿 部隊編入ver.の2パターンで上演される本作は、刀剣男士たちが織りなす信念と絆の物語が展開。

原案:「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)

スタッフ
脚本・演出 末満健一
キャスト:後藤 大、松田 岳、竹中凌平、梶田拓希、湊 丈瑠、佐藤祐吾、岩崎悠雅/山路和弘 他

2025年7月6日(日)~7月21日(月・祝) 東京:日本青年館ホール
7月26日(土)~8月3日(日) 大阪:箕面市立文化芸能劇場 大ホール
8月8日(金)~8月11日(月・祝) 福岡:久留米シティプラザ ザ・グランドホール

7月12日(土)、8月10日(日)、8月11日(月・祝)に全4回のライブ配信と、8月11日(月・祝)12:30大千秋楽公演ライブビューイングの開催が決定!

撮影=谷口 巧〈Pigmy Company〉
スタイリング=MASAYA〈PLY〉(梶田さん)、吉田ナオキ(湊さん)
ヘア&メイク=田中紫央(梶田さん)、橋本紗希〈LaRME〉(湊さん)
取材&文=杉嶋未来

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