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『名探偵コナン』明かされた“17年前の事件の真相”…コナンの“日常に潜む”事件関係者とは?

  • 2025.10.31
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(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

数年に渡り伏線を回収していく『名探偵コナン』。この記事では、最近明かされた羽田浩二が殺害された17年前の事件の真相や、安室がコナンの正体に気づいた今、今後どう動いていくか考察していきます。

104巻で明かされた17年前の真相

ついに104巻で長年明かされなかった、17年前の羽田浩二殺人事件の真相が描かれました。どのような流れで事件が起きたのか、なぜ羽田浩二は死亡してしまったのか解説するとともに、今後の展開を考察していきます。

17年前の事件には黒の組織が関わっていた

羽田浩二殺人事件には、黒の組織のラムが関わっていたことが判明。この日黒の組織は、自分たちについて調べている資産家のアマンダと会い、ボディガードを人質にアマンダを組織に協力するよう説得する予定でした。しかし、アマンダはボディガードのレイチェル浅香を守る為に自ら薬を飲み死亡。

アマンダが浅香を守る為に同じホテルへ滞在していた羽田浩二のところにいくよう指示していました。しかし組織はアマンダが羽田浩二のファンなのは把握済みで、部屋へ訪ねます。

羽田浩二は浅香が訪ねてきたことを秘密にしていましたが、バレてしまい殺害されました。元々組織とは関係なかった羽田は、事件に巻き込まれてしまったのです。

アマンダのボディガードが生きている?

アマンダのボディガードだったレイチェル浅香という人物は、黒田兵衛のおかげでホテルから脱出できたものの、交通事故での騒ぎを利用して、その場から逃走しました。そのため、どこかで生きているのは間違いなさそうですが、行方は分かりません。そんな浅香の変装ではないかと、一番疑われている人物が、コナンのクラスの副担任をしている若狭留美です。

ある雨の日、右目を抑えながら昔のことを思い出しているかのような描写がありました。そのとき若狭先生が思い出していたのが、羽田浩二とボディガードをしていたアマンダが殺害された事件だったのです。それまでも疑われてはいましたが、ここで若狭留美=レイチェル浅香の可能性がさらに強まりました。

コナン=新一と気づいた降谷零の今後の行動

107巻では、安室透こと本名降谷零が江戸川コナン=工藤新一だと察した瞬間が描かれました。コナンは安室が公安警察のゼロに所属していることを知っていますが、安室はコナンが新一と確信していなかったため、今後どうなるか考察します。

①組織には報告せずコナンを守る

一番可能性として高いのは、コナンの正体が組織にバレないように守ることです。組織にとって死亡したと思っている工藤新一が生きていることは最悪の事態ですし、もし生きていると知ったら殺害計画を立てるでしょう。

ベルモットがコナンが工藤新一と分かりつつも宝物と大事にしているため、そう簡単に殺されなさそうですが、バーボンは組織随一の探り屋なので信頼度が厚いです。

ですが、そもそも降谷は黒の組織に潜入中の公安警察なので、人が死ぬことは避けたいでしょう。降谷本人もコナンへの信頼は厚いですし、部下の中にコナンは只者じゃないと思っている人がいるので、守る為に協力してもらうのではないでしょうか。

②素直に組織へ報告

限りなく低いですが、組織に報告する可能性ももちろんあります。もし組織に工藤新一が子どもの姿で生きているとバレてしまえば、死亡が確認されていない他の投薬者も疑われることになるでしょう。そうなると、薬に大きく関係しているベルモットやボスの秘密も明らかになるかもしれません。

③ベルモットにのみ気づいたことを報告

安室は、ベルモットにとってコナンは何があっても傷つけてはいけない存在だと知っています。そしてベルモットとボスの関係性も知っています。そのため、この秘密を引き金に探りをいれ、ベルモットが江戸川コナン=工藤新一と把握済みなことが分かり次第、相談する可能性はありそうです。

まとめ

少しずつ伏線が回収され、真相が明かされている『名探偵コナン』。いずれは工藤新一が生きているとバレるとは思いますし、若狭先生が浅香であると確定すれば、ラムが黙ってはいないでしょう。

今後、ファンが知りたかった真相がどんどん明かされる熱い展開が待ち受けていそうですね!


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[番組URL]https://abema.tv/video/title/415-8
【(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996】