読めたらスゴイ。【難読漢字】「鰌」はなんと読む？→気になる正解は…？

漢字の世界には、普段あまり使わないけれど実は存在感のある難しい文字がたくさんあります。

中でも「鰌」という字、読めますか？普段の生活や学校の勉強ではまずお目にかからないこの漢字。

この記事では、「鰌」の読み方をわかりやすく解説していきます！

問題

「鰌」これ、なんと読む？

まず、「鰌」の正しい読み方ですが、

これは「どじょう」と読みます。

どじょうは日本の淡水に住む小さな魚で、ぬるっとした体と細長い形が特徴。特に田んぼの水路や小川でよく見かける生き物です。一般的にはひらがなで「どじょう」と書くことが多いため、漢字はあまり馴染みがありません。

どじょうは食用としても昔から親しまれてきました。「どじょう汁」「柳川鍋」として家庭で作られることも。長細い体で泥の中に潜る姿もユニークで、子どもたちが田んぼの近くで遊びながら捕まえられる身近な存在です。

生態としては泥の中で生活し、小さな昆虫や藻類を食べて成長します。

また、「どじょうすくい踊り」という民俗芸能で知られることも。これはどじょうをすくうときの動きをコミカルに表現した踊りで、日本の伝統文化の一つとして親しまれています。

いかがでしたか？「鰌」という漢字は一見すると読みにくいですが、その意味や由来、さらには食文化や伝統芸能にまでつながる面白い一文字。

普段はひらがなで見かけることが多いどじょうですが、少し漢字の知識を深めることで、もっと日本の自然や文化に親しみがわいてくるはず。

ぜひこの機会に「鰌」を覚えて、周囲の人に自慢しちゃいましょう！

参考文献：小学館『デジタル大辞泉』