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『夏の電気代』知らずに損してるかも…エアコン代を賢く節約するための“3つのポイント”とは?【FPが解説】

  • 2025.7.15
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

夏の暑さも冬の寒さも乗り切るために欠かせないエアコン。でも、使えば使うほど気になるのが「電気代」ですよね。

実は、エアコンの電気代を無駄にしてしまっているケースも多いんです。適当に使うだけでは、節約は難しいもの。とはいえ、どうすれば賢く節約できるのか分からない人も多いはず。

そこで今回は、知らないと損をするエアコンの電気代を賢く節約するための3つのポイントをわかりやすくご紹介します。ちょっとしたコツを押さえるだけで、電気代の節約に大きな効果が期待できますよ!

無駄にしがちなエアコンの電気代。その原因と賢い使い方のポイント

まず押さえておきたいのは、エアコンの電気代が膨らむ背景にどんな要素があるのか。

エアコン自体は便利な家電ですが、設定温度を極端に下げ過ぎたり、長時間つけっぱなしにしたり、部屋の断熱性能が低いまま使ったりすると、電気代がかさんでしまいます。

例えば、室温を必要以上に低く設定すると、その分消費電力が増加。寒さを感じたら暖房を使うというのは現実味に欠けます。

さらに、フィルターのホコリ詰まりやエアコン本体のメンテナンス不足も、電気代を上げる要因となります。故障予防だけでなく省エネにもつながるため、定期的な清掃は欠かせません。

また、部屋の遮熱カーテンや窓の断熱対策が不十分だと、冷気や暖気が逃げやすくエアコンに大きな負荷がかかります。こうした点を意識し、正しい使い方を身につけることが大切です。

電気代を賢く節約!効率アップのための3つのポイントを実践しよう

それでは具体的に電気代を節約するための3つのポイントをご紹介します。1つ目は「適切な設定温度をキープすること」。環境省によると、室温を夏季28℃、冬季20℃とすること(※)が推奨されています。そのため、無理に冷やしすぎたり、暖めすぎたりするのは禁物です。

2つ目は「こまめなメンテナンス」。フィルター掃除を行うことで風通しが良くなり、エアコンの効率がアップします。

3つ目は「部屋の環境を整えること」。断熱性能を高めるために遮熱カーテンやすき間風対策などを行いましょう。エアコンの負担が軽減され、結果として消費電力を抑えられます。

最新のエアコンには省エネモードやセンサー機能が付いているものが多いので、これらをうまく活用することも効果的。ただし、古い機種の場合は故障や非効率な運転の元にもなるため、買い替えも検討してみましょう。

エアコンの電気代は、ちょっとした工夫で大きく節約できる!

エアコンの電気代を無駄にせず賢く節約するポイントは、「適切な設定温度」「定期的なフィルター掃除」「部屋の断熱環境の整備」という3つに集約されます。

これらを意識して行うことで、快適さを保ちながら無駄な電気代を減らすことが可能です。節約は難しいことではなく、日々の生活にちょっとした「気遣い」を加えるだけ。

長く使う家電だからこそ、電気代も賢くコントロールして、家計にも地球にも優しいエアコンライフを目指しましょう。


※参考:環境省(https://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/energy/detail/06/)

監修者:めぐせる
FP資格保有×経理経験ありのWebライター。マネー・キャリア・生活改善系の記事を中心に執筆しています。専門知識と実務経験を活かし、「読者にやさしく、情報に強い」記事づくりを心がけています。