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『お金を貯めたい人』は30代から始めるべき → 貯金を増やす“3つの行動”と“避けたい無駄遣い”とは?【FPが解説】

  • 2025.7.16
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

30代は仕事もプライベートも充実し始める一方で、将来のライフプランを意識し始める大切な時期です。

「何となく貯金しているけれど、このままで大丈夫?」「でも不安だし何か見直したい気もする」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、30代で身につけたい賢い『お金の習慣』と、避けたい“無駄遣い”の見直しポイントを分かりやすく解説します。将来の安心や夢の実現に向けて今こそ賢くお金と向き合いましょう!

お金の土台を固める30代の賢い行動とは?

30代は収入が安定してくる一方で、住宅ローンや子育てなどの支出も増える時期です。

このタイミングでしっかりと財務基盤を作ることが非常に重要になってきます。まず意識するべきは、以下の三つの項目です。

  • 「支出の見直し」
  • 「貯蓄の習慣化」
  • 「投資や保険の検討」

支出の無駄を省きつつ、生活費の見通しを明確にすることで、毎月どれくらい貯蓄に回せるかが見えてきます。生活費や教育費を考慮したうえで無理のない範囲で貯蓄を続けることが安定のカギと言えるでしょう。

また、将来のための資産形成としては、つみたてNISAのような少額から始められる投資制度の活用が注目されています。

長期間の積立で複利効果が期待できるため、コツコツ続けることが資産アップにつながるのです。

避けたい無駄遣いの正体とは?「使い方」の見直しポイント

一方で、30代でありがちな無駄遣いには注意が必要です。とくに次のような出費は、気づかぬうちに家計を圧迫する要因となりがちです。

  • 消費者金融やクレジットカードのリボ払いによる負債増加
  • 流行りのブランド品への過剰投資、
  • 不要なサブスク加入

キャッシュレス決済の普及により、「気づいたら使い過ぎていた」というケースが増えています。毎月の支出をアプリなどで管理する習慣をつけましょう。また、頻繁に外食することも費用がかさみがちなので、計画的な食生活や自炊の導入も効果的です。

さらに、30代は将来に備え保険の見直しも必要です。過剰な保障や重複している保険は無駄遣いにつながります。ライフステージに合わせて必要な保証だけを選び直すことが賢明です。

将来に差がつく!30代から身につけたいお金の習慣まとめ

30代はライフイベントが多忙になる一方で、経済的な基盤作りで未来の安心感にも大きく差がつく時期です。毎月の収支をしっかり把握し、無理せず貯蓄と投資をコツコツ続けることが大切です。同時に、衝動買いや高額なローン、意味のない保険契約などの無駄遣いを徹底的に省きましょう。こうした積み重ねが、40代以降の経済的なゆとりと充実度を大きく左右します。

お金はただ貯めるだけでなく、「正しく使う」ことも重要です。30代のいまだからこそ、賢いお金の習慣を身につけて、将来の夢や安心をしっかり手に入れましょう。


監修者:菊地 寛子(ファイナンシャルプランナー)
証券会社で約8年間、営業職として資産運用・保険・ライフプラン相談などに従事。現在はWebライターとしても活動し、専門的な内容を誰にでもわかりやすく伝える記事制作に取り組んでいます。