「本当に気をつけて…」医療従事者の投稿が話題に　庭で注意すべき“意外なモノ”とは？

ちょっと高い場所にあるものを取る時に、「脚立」を利用している方は少なくないかもしれません。さまざまな場面で活躍してくれる、あると便利なアイテムではあるものの…実は、意外な危険が隠れているのだそう。

最近、SNSでは医療従事者から“脚立での事故に気をつけてほしい”という切実な投稿がたびたび話題になっています。

実際に、脚立からの転落事故はしばしば起きているようです。使用する際は気をつけてほしいと注意喚起をしている方も多数いらっしゃいました。

はたして、世の中の人は脚立での事故に対し、どのような反応を示しているのでしょうか？詳しくご紹介します。

東京都も注意喚起！脚立から転落事故

「脚立での事故なんて大袈裟な…」そのように思っている方も少なくないかもしれません。

しかし、しばしば脚立からの転落事故は発生しているようです。独立行政法人国民生活センターの資料によると、特に60〜70歳代の高齢者の事例が多く報告されているのだそう。

東京くらしWEBによると、「脚立の天板の上に乗って作業していた際、バランスを崩して脚立が転倒し負傷した」「窓拭きをしているとき、脚立から転落した」などの事故が起きているのだとか。その上で、事故を防止するためのポイントとして、下記の5点が挙げられています。

・脚立の天板（最上段）に乗らない。またがらない。
・段差や凸凹のない、平坦な安定した場所に設置する。
・止め具がしっかり止まっていない状態で使用しない。
・脚立から身体を横方向に乗り出して作業しない。
・年齢や個々の体力を勘案し、無理な作業は控える。

脚立に潜む思いがけない危険性を理解している方々からは、使用する際は気をつけてほしいという注意喚起が続出していました。

実際に…知人や親族が脚立から転落して亡くなってしまった方もいらっしゃるのだそう。

そのため、脚立を不適切な方法で使用したり、椅子の上に乗るなど不安定な状態で高所作業をするのは絶対にやめてほしいという内容のコメントもありました。

脚立を使用する場合、事故が発生するリスクを0にすることは難しいでしょう。

そのため、できれば使いたくない、高齢の家族が使用することを防ぐために対策しているという内容のコメントも。

また、今後脚立を使用する場面が生じたら気をつけるという趣旨の投稿もありました。

実際、脚立は高所作業をする際にとても役に立つアイテムです。なかなか代用手段を見つけることは難しいでしょう。

事故の発生を防ぐためにも、東京都が挙げているポイントをしっかりおさえて使うようにしてくださいね。

今回は、「脚立での事故には気をつけて…」という意見に対する世の中の人の反応をご紹介しました。

脚立を使用する際は、事故を防ぐためにも注意して使ってほしいと思っている方はとても多いようです。実際に、ご自身の親族や知人が転落事故で亡くなってしまったという内容のコメントもありました。

しかしながら、脚立は家庭で高所作業をする際にとても役に立つアイテムであることも事実です。事故を防ぐためにも、東京都が紹介しているポイントをしっかりおさえて使うようにしましょう。

出典：独立行政法人国民生活センター「思わぬ大けがに！高齢者の脚立・はしごからの転落－医療機関ネットワークからみる危害の実態－」（https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190328_2.html）、東京くらしWEB「脚立からの転落に注意！」（https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/attention/kigai_kyatatsu_201708.html）（最終閲覧日：2025-07-22）