電車でミスドの箱を“足元”に…乗客の行為はマナー違反？「自分なら絶対しない」の声多数

2025.7.9

通勤・通学、買い物帰りなど、荷物を持って電車に乗る機会は誰しもあるもの。手に持ったままにするか、足元に置くか、網棚に上げるか…。些細な選択でも、周囲の目が気になったり、自分なりのマナー意識が働いたりする場面です。

SNSでは「電車で自分の足元にミスドの箱を置いている人がいたけれど、自分なら絶対しないな…」という投稿がされ話題を呼びました。

日常のひとコマながら、「自分ならどうする？」と考えさせられる内容に、多くの共感や異論が集まり、公共の場での振る舞いや荷物の置き方について、改めて関心が高まっています。

そこで今回は、足元に「ミスドの箱」を置けるか、置きたくないかについて調査しました。

電車で、足元に「ミスドの箱」置ける？置きたくない？

全国の18歳以上の男女300名を対象にアンケートを実施し、寄せられた結果がこちらです！

電車で、足元に「ミスドの箱」置ける？置きたくない？という質問に対する回答数は以下のとおりです。

「置く」7票
「置かない」293票

今回は、「置かない」という意見が圧倒的に多い結果となりました。

寄せられた意見を紹介します。

足元に置くという方の意見

箱に入っているから汚れないと思う

箱に入っている状態なら、下においても汚れてしまうことはないし、膝の上に置いておくのは、邪魔だなと思うから。
（20代男性・関東地方）

床にドーナツを直置きしているわけではなく、箱に入っていて汚れない状態になっているから
（30代女性・会社員・広島県）

箱に守られているという安心感から床においても大丈夫だと思う。密封されているから汚れるなどの意識はしない
（20代男性・正社員・福岡県）

手に持っている方が邪魔

車内で箱をずっと持っているのは凄く邪魔になるので、特に気にせずに床に置いておきます。
（20代女性・会社員・大阪府）

高校生のときに座りながら自分の足元に鞄をよく置いていたので、その延長でミスドの箱を置くことにも抵抗がないから。
（30代男性・フリーランス・神奈川県）

置きたくないという方の意見

衛生的に抵抗がある

床は汚いため、食べ物に限らず絶対に下には置かない。また濡れていたりもするから不衛生
（20代女性・会社員・埼玉県）

箱に入っていても足元は不衛生。誰がどこから来たのか分からないし、ムリムリ
（20代女性・空欄）

いくら箱に入っているとはいえ、食べ物なので床に置くのは不衛生に感じるので置かない
（20代女性・会社員・山口県）

不衛生に感じるので、食べ物を床に置きたくないから。ミスドに限らず、出先で購入した食品類は床には置かない。
（30代女性・主婦・東北地方）

床に食べものはもちろん、カバンなども置くのは不衛生でたまらなく置けない。食べ物が直接床に触れてない状態でも生理的に無理
（30代女性・専業主婦・福岡県）

家に持ち込むから気になる

その箱を机やキッチンに置くことになるから、床に置くとそのゴミがついてしまいそうなので置かない
（20代女性・看護師・埼玉県）

家の中に入れるものを土足の場所に置くのは気持ち悪いから置かない。食べ物が入っているなら尚更。
（30代女性・パート・大阪府）

人の動きやホコリが気になる

足元に置いてしまうと、人が歩いた時の砂埃などが箱に付着しそうなので床には置かない
（20代女性・フリーター・大阪府）

隙間からホコリが入ったり、人が通るたびにゴミが入り込む可能性を考えたら床には置けません
（30代女性・パート・大阪府）

他の人の目や印象が気になる

食べ物を電車の床の上に置くのは抵抗があります。床は靴を踏んだ後が気になるので膝の上に置くと思います。
（30代女性・アルバイト・福岡県）

食べ物が入った箱を直に床に置きたくはないです。ビニール袋や紙袋に包んであったら、ギリ置けるかな。
（30代女性・パート・京都府）

ミスドの箱、電車でどこに置く？「足元に置く？」「絶対ムリ！」意見が分かれる結果に

今回は、「ミスドの箱を電車内で足元に置くかどうか」というテーマでアンケートを実施したところ、「置かない」という意見が圧倒的多数となりました。

「置く派」からは、「箱に入っているので汚れない」「手に持っている方が邪魔」といった実用面での意見が目立ちました。特に「高校生の頃から足元にカバンを置く癖がある」という声や、「密閉されているなら問題ない」という考え方が多く見られました。

一方、「置かない派」の理由には、「衛生的に抵抗がある」「家に持ち帰るものなので床に置きたくない」「他人にどう思われるかが気になる」など、衛生観念と周囲の目への配慮が色濃く反映されていました。

電車内での荷物の扱いは些細なことのようでいて、清潔感や公共マナーといった価値観が分かれる場面です。誰もが快適に過ごすためにも、「自分だったらどうするか」「他の人はどう感じるか」を考えるきっかけにしてみるとよいかもしれません。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/06/23〜2025/06/24
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300