「満員電車で日焼け止めをたっぷり…」乗客の迷惑行為に非難殺到「飛び散りそう」「匂いが…」

これからの季節に欠かせない「日焼け止め」。紫外線対策として、外出前はもちろん、屋外での活動中や通勤・通学の移動中も塗り直す人が増えてきます。

商品によっては日焼け止めには特有の香りがするものもあり、場所やタイミングによっては周囲を不快にさせてしまうことも。

SNSに「匂いが気になるので、電車で日焼け止めを塗らないでほしい」といった趣旨の投稿がされ、話題になりました。

そこで今回は、電車で日焼け止めを塗る理由を調査しました。

電車で日焼け止めを塗る理由とは？

まずは、電車で日焼け止めを塗ることがある方の意見を紹介します。

ニオイのあまりしない日焼け止めを使用しているし、移動中に塗り直すのがとても効率が良いと思うから。
（30代男性・会社員・愛知県）

無香料で混雑していない場合は周りの人にあまり迷惑がかからないと思うので、塗り直すことはあります。
（20代女性・事務職・長野県）

普段から肌が弱いので紫外線対策で日焼け止めには気をつけています。電車の中だとあまり良くないかも知れませんが、夏場は汗で落ちてしまうので車内で塗り直しをする時があります。
（50代男性・専業主夫・埼玉県）

何回も塗り直さないといけないものだから電車の中で待っている時間に塗り直す事はあります
（30代男性・会社員・愛知県）

混雑していて他の人に付いてしまうような状況ならやらないが、家などで塗る時間がなかったときなどやむを得ず塗ることがある
（30代女性・東海地方）

日焼け止めを塗るのを忘れた際に電車で腕や首に塗ることがある。無香料のものを使い、周りの人に迷惑にならないように気を付ければいいと思う。
（30代女性・フリーランス・東京都）

電車で日焼け止めを塗ることがある方からは「無香料なので問題ない」「塗る時間がなかった」「何度も塗りなおしたい」といった理由がほとんどでした。

他にも「誰もいないなら塗る」「混み具合を見て塗る」と、塗ることはあるが周りに配慮しているという方もいました。

一方、電車で日焼け止めを塗ることがない方の意見も紹介します。

電車内でメイクをしているのと同じようなもので、恥ずかしさを感じてしまってできないから。
（30代女性・ヘルパー・東京都）

飛び散りとか席を汚す原因になりそうなのでやらないです。化粧とかもそうですけど、なんか見ててみっともない印象感じたりします。どうしても皮膚の疾患とかで仕方ないならいいと思いますけど。
（40代男性・会社員・東北地方）

混んでる電車内で急に横の人がクリーム出して塗り始めた時、匂いとベタつきが予想外に来て不快だったから。自分は人の迷惑になることをしたくない。
（60代男性・会社員・埼玉県）

腕とか首とかに塗りたいので電車に乗りながらできることじゃないしやるべきことじゃない。
（30代女性・パート・神奈川県）

電車で日焼け止めを塗ることがない方からは「メイクと同じなので恥ずかしい行為」「匂いが不快」「電車に乗りながらでは塗りにくい」といった意見が寄せられました。

寄せられた全回答300件のうち、電車で日焼け止めを塗ることが「ある」方は48票、「ない」方は252票集まり、今回は「ない」方が多いという結果となりました。

電車内で日焼け止めを塗る方からは、「無香料だから迷惑にならない」「こまめな塗り直しが必要」「塗る時間がなかった」といった実用的な理由が多く挙げられました。

一方で、電車内で日焼け止めを塗らない方は、「匂いやベタつきが気になる」「周囲に配慮すべき」「人前で塗るのは抵抗がある」といった、マナーや印象を気にしているようです。

紫外線対策は欠かせないものですが、電車のような密閉された空間では、ちょっとした行動が周囲に影響を与えることもあります。お互いが少しずつ思いやることで、不快感の少ない時間を過ごせそうですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/05/12〜2025/05/13
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300