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「助けを求めることは、恥ずかしいことじゃない」──メンタルヘルスの重要性を唱え続ける若き17人のセレブたち

  • 2025.6.30

若い世代とメンタルヘルス──声をあげることの意味

若い世代の人ほどメンタルヘルスについて積極的に語ることは周知の事実だ。アメリカン大学が2015年に実施した調査によると、ミレニアル世代は親や祖父母の世代と比べて、メンタルヘルスについて話す傾向があり、またそれについて悩んでいる人を受け入れる傾向も強くあることがわかった。

この調査結果が発表されたころから、数多くのセレブたちが自身のメンタルヘルスについて語り、スポットライトを浴びるようになっている。

心の健康について率直に話すビリー・アイリッシュに、キャリアを通してメンタルヘルスを支援しているセレーナ・ゴメス、さらにはUS版『VOGUE』のカバーストーリーで断酒について語ったカーラ・デルヴィーニュなど、メンタルヘルスに対する意識を高め、偏見をなくすことに努めている若きセレブ17人をご紹介。

セレブたちが語る“心の声”:12人のストーリー

1. ビリー・アイリッシュ:「うつ病が人生のすべてをコントロールしてきた」

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2017年に音楽シーンに彗星の如く現れて以来、メンタルヘルスの重要性を声高に主張しているビリー・アイリッシュ。エクスペリメンタルでポップな楽曲で知られている彼女は、音楽を通して自身の心の葛藤を表現するだけでなく、インタビューでもうつ病や身体醜形障害などに苦しんでいることを包み隠さず、率直に語っている。

「うつ病は、なんて言うか、私の人生のすべてをコントロールしてきました」と『Apple Music 1』に出演した際にゼイン・ロウに明かした。「生まれたときからずっと、どこか根暗な性格」と話すアイリッシュが生み出す作品の多くからは、彼女自身の感受性が感じられる。最近では映画『バービー』(2023)のために兄のフィニアス・オコネルと書き下ろした『What Was I Made For』で見て取れる。

大人になってからの彼女は、悲しみや憂鬱だけでなく、名が知られているからこそ直面する闇とも折り合いをつけながら生きている。2023年、『Allure』のインタビューで常に人の目に晒されていることについて尋ねられた彼女は、まっすぐに考えを述べた。

「前よりは慣れてきましたけれど、正直に言うとここしばらくはあまり調子がよくないです。何か悪いことが起こりそうな気がほぼ一日中していて。自分にはもうこの先ずっとプライバシーがないんだと考えるだけで、いろいろおかしなことをしたくなるときもあります。でも、全部どこかで割り切らないといけないんです」

2. セレーナ・ゴメス:メンタルヘルスの支援に捧げるそのキャリア

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募金活動を行ったり、メンタルヘルスケアにフォーカスしたブランドを設立したりするなど、キャリアの大部分をメンタルヘルスの支援に捧げてきたセレーナ・ゴメス。彼女は何年もの間、自身の体験をオープンに語り、心の健康にまつわる同じような悩みを抱えている人たちのサポートをしてきた。

2022年にはメンタルヘルスに関するツールやリソースを提供し、コミュニティづくりを促進するプラットフォーム「Wondermind」を母親のマンディ・ティーフィーらと共同で設立。同じく自身が設立した「Rare Impact Fund」は、10年間で1億ドルの基金を集め、メンタルヘルスサービスや教育を支援することを目標としている。そして2022年、6年にわたって彼女を追ったドキュメンタリーセレーナ・ゴメス My Mind and Me』が公開。これらすべての活動から、メンタルヘルスケアに誠実に取り組み続けていこうとするゴメスの意志がうかがえる。

「いつも気分がいいわけじゃない」と2023年US版『VOGUE』に語った彼女は、10歳になる妹のグレイシー・エリオットと過ごす時間が心のよりどころだそう。「彼女を見ていると、人生はもう少しシンプルでピュアであれることを思い出させてくれるんです。ほんの少し一緒にいるだけで、気持ちが楽になります」

3. カーラ・デルヴィーニュ:断酒と自己享受への道のり

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US版『VOGUE』2023年4月号のカバーストーリーで自身のメンタルヘルス、家族、そして断酒への道のりについて打ち明けたカーラ・デルヴィーニュ。12段階のステップを踏む長期的な治療とセラピーを受けてアルコールを断ち切った彼女は、子どものころにアルコールや薬物に手を出し始めた。10歳から心の病に悩まされ、さまざまなセラピーを受け、15歳でノイローゼとなり抗うつ剤の服用を開始。そしてパンデミック中に「人生の意味」を見失い、うつ病を発症すると、昔の破滅的な習慣に戻ってしまったとカバーストーリーで話した。

2022年の終わりにようやく助けを求めたデルヴィーニュ。「とにかく支えが必要でした。自分から助けを求め始めなければならないと気づいたんです。13歳のときから知っている昔からの友人がみんな会いに来てくれて、みんなで泣きました。私のことを見て『あなたは幸せになるべき人』と言ってくれたんです」

4. ミーガン・ジー・スタリオン:「弱さは強さ。私たちは皆、誰かの助けを必要としている」

2023 CMT Music Awards - Arrivals

過去にビリー・アイリッシュを起用したこともあるアメリカのメンタルヘルス啓発キャンペーン、Seize the Awkwardは2023年、ミーガン・ジー・スタリオンをスポークスパーソンに任命した。「強くて、ずぶとくて、逆境にもめげない、粘り強い人であれとずっと言われ続けてきました」とキャンペーン動画で語っているミーガンは、弱さは強さであること、そして人は皆、誰かの助けが必要であることを訴えた。

「すべての人の期待に応えようとすると、疲弊してしまう。“黒人は何があっても屈しない(Black don't crack)”と言うけれど、心が折れない人なんてひとりもいない」

5. カイリー・ジェンナー:2度の産後うつを乗り越えて

Acne Studios : Front Row - Paris Fashion Week - Womenswear Spring/Summer 2023

2度の妊娠出産を経験しているカイリー・ジェンナーは、イタリア版『Vanity Fair』の2023年2月号で、産後うつの経験を明かした。「2回とも発症しました。最初のときはものすごくつらくて、2回目のときはもう少し対処しやすかったです」と語った彼女は、次のように続けた。

「新米ママに伝えたいのは、物事を考えすぎず、その時々の感情に自分をすべて委ねることですね。たとえ苦しくても、今いる瞬間に意識を向けること。今感じているつらさからは一生抜け出せない、妊娠前の体には戻れない、昔の自分には戻れないと思っていると思いますが、それは違います。この時期のホルモンや感情は、自分よりずっとずっと手強い相手なんです。後のことは恐れず、この変化を生き抜く。でないと、母親になることで経験できる素晴らしい瞬間の数々を、見逃してしまうリスクがあります」

6. ルーシー・ヘイル:お酒に支配されない、もっと豊かな人生を求めて

Elie Saab : Photocall - Paris Fashion Week - Womenswear Spring/Summer 2024

2023年2月、ルーシー・ヘイルは断酒して1年が経ったことをインスタグラムでシェアした。「2023年1月2日に、断酒して1年が経ちました。これまでの道のりはあまり公にしてきていないですが、今日はほかに苦しんでいる人たちに、あなたはひとりではない、あなたは愛されている、と伝えなくてはいけないと思って投稿しています」というキャプションを添えた。

断酒を「今までやってきたことの中で最も素晴らしいこと」と綴ったヘイルは数日後、ポッドキャストの『The Diary Of A CEO with Steven Bartlett』に出演。自身のアルコール問題は、摂食障害や自尊心のなさも伴っていたと明らかにした。「ボーイフレンドのために、母親のために、キャリアのために変わろうとしました。若返ったり、痩せて見えたりするのであればお酒を辞めてもいいと、傲慢な理由をきっかけに変わろうともしました。親友をひとり、アルコール依存症で亡くしたときでさえ、断酒しようとは思いませんでした」と語ったヘイル。

問題はアルコールではなく、自分の心の中にあることに気づいた彼女は、心の安らぎと自分自身を優先したいという強い気持ちに背中を押されて、断酒に踏み切ったと言う。「私には、もっと豊かでふさわしい人生があるはず。(アルコール以外の)違う方法で、その豊かさを見つけなくては」と自分を大切にする思いを語った。

7. ヘイリー・ビーバー:「あなたはひとりではないことを覚えていてほしい」

Celebrity Sightings In Los Angeles - June 27, 2023

ソーシャルメディア上のゴタゴタに気分を害されるのはセレブも同じで、夫のジャスティン・ビーバーや彼の元恋人のセレーナ・ゴメスとの関係をネット上でことあるごとに取り沙汰され、辟易したヘイリー・ビーバーは2023年初め、インスタグラムのストーリーで自身の胸の内を吐露した。

「自分の気持ちをジョークの矛先にしてしまうのが好き。自分がつらい思いをしていると認めるよりも楽だから。でも正直に言うと、2023年は大人になってから一番つらかったです。悲しい瞬間に直面して、心も気持ちも控えめに言ってもろくなっています。私と同じ気持ちの人がほかにも大勢いるというのはわかっているので、みんなも自分はひとりじゃないことを覚えていてほしいです」

8. ジャスティン・ビーバー:現実逃避をしていた過去から、自分を内側から見つめ直す今へ

Celebrity Sightings In Los Angeles - May 03, 2023

ジャスティン・ビーバーは、これまでもメンタルヘルスをケアすることの重要性を包み隠さす伝えてきている。2023年に自身の「ジャスティス・ワールド・ツアー」の公演を健康上の理由で一部キャンセルした彼は、「心の大きな負担になった」と語り休養を優先した。

2017年には「パーパス・ワールド・ツアー」14公演をキャンセルしたビーバー。「ツアー中にものすごく気分が落ち込んだんです」と当時のことを2019年にUS版『VOGUE』に語った。「このことについて今まで話さなかったですし、まだいろいろなことや気持ちを整理していて。孤独でした。少し時間が必要だったんです」

ビーバーはまた、過去に処方箋薬を乱用していたことにも赤裸々に明かした。「人とすぐ奔放に関係を持ったり、我ながら面目ないことをいろいろしていて、あまりの恥ずかしさから薬に頼っていたんだと思います。薬は自分と自分がとっている行動の間に、スクリーンのようなバリアを作ってくれました。闇はかなり深かったです」。薬物乱用を克服し、ヘイリーと良好な結婚関係を築くことでより安定した生活を手に入れた彼は、今でも内面から自分を見つめ直すことに打ち込んでいるそう。

9. シモーネ・バイルズ:「自分のメンタルヘルスを優先しなければ、自分が望んでいる成功を得ることはできない」

Simone Biles Surprises Fans At Athleta Town & Country Village

アメリカの体操選手、シモーネ・バイルズは2020年東京オリンピックをメンタルの不調を理由に途中棄権したことで大きな話題となった。

2021年の記者会見で「メンタルヘルスを第一に考えるべき」と述べ、その大切さを主張している。「(自分のメンタルヘルスを)優先しなければ、競技を楽しむことはできないし、自分が望んでいる成功を得ることはできない。なので、戦い抜くのではなく、ときには自分自身を見つめるために大きな大会を欠場してもいいんです。それは自分がいかに強い選手であるかの現れであり、本当の自分を見せることができるのです」

10. メイジー・ウィリアムズ:「自分の気持ちを決めるのは自分」

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ポッドキャスト『Happy Place』のインタビューで、幼いころからスポットライトを浴びることで自尊心とメンタルヘルスが深刻なダメージを受けたと打ち明けたメイジー・ウィリアムズ。弱冠12歳で『ゲーム・オブ・スローンズ』のアリア・スターク役に抜擢された彼女は、シリーズが放送されている間中に、絶え間なく続いたソーシャルメディア上の批判で心が折れたと言う。

「ある時点に達すると、ただ悲しみに浸りたいから、何かネガティブなことをまるで欲するようになるんです。いまだに夜の11時くらいにベッドで横になりながら、自分の嫌いなところをあげたりしています。あのころの状態にまた戻ってしまうのが本当に恐ろしくて。悲しみを感じながらも、負の気持ちに打ちのめされないことは、とても難しいことです。とても難しいですけれど、克服しようとすごく努力しています」

長年かけて育ててきた内なる自信のおかげで、物の見方を変えることができたと語るウィリアムズ。「自分の内側を見つめて心の安らぎを見つけるなんて、かなりヒッピーっぽく聞こえますけど、本当です。結局のところ、自分の気持ちを決めるのは自分なんです」

11. ソフィー・ターナー:ソーシャルメディア上の批判に心を苛まれた『ゲーム・オブ・スローンズ』出演時代

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ウィリアムズの共演者であるソフィー・ターナーもまた、『ゲーム・オブ・スローンズ』の熱狂の渦にメンタルヘルスを影響されたひとりだ。Dr. Philのポッドキャストシリーズに出演した際に、彼女は自身のうつ病の経験をシェア。思春期を機にソーシャルメディア上でのネガティブなコメントを真に受け始め、深く影響されていたことも語った。

「体重に関するコメントが多かったです。あるいは肌のこと。10代だったので肌が荒れることは普通のことなのに、肌や体重や演技力についてよく批判されてました」。一時期はベッドから出られず、自殺を考えたこともあると言う。「自分には何をする価値もないと思っていた」と当時を振り返った彼女は、投薬とセラピーで救われたと続け、自身の経験をオープンに語る姿が大きな共感を呼んだ。

12. リリ・ラインハート:「助けを求めることは恥じることじゃない」

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自らの不安とうつ病との闘いに光を当てる、『リバーデイル』でおなじみの俳優のリリ・ラインハートは、セラピーがかけがえのないツールであることを強調している。

「決して恥ずかしいことではない」「いくつであろうと、プライドがあろうと関係ない」とインスタグラムで綴り、自身のSNSを通してセラピーにまつわる負のイメージを払拭することに努めている。「私たちはみんな人間で、みんなもがき苦しむことがある。ひとりで抱え込まないで。助けを求めることは恥じることじゃない」と続けた。

13. ゼイン・マリク:「どんな心の状態であろうと、決して恥じたりはしない」

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かねてより不安障害を抱えていることを公表しているゼイン・マリク。自身のメンタルヘルスの不調について公にしているその理由について、2016年に『Time』誌に掲載された自叙伝の抜粋で明かした。「隠し事はしたくないし、“体調不良”という言葉で誤魔化したくない。自分の今の心の状態を包み隠さず伝えたいし、どんな状態であろうと決して恥じたりはしない」と述べている。

14. クリステン・スチュワート:30代で見つけた、自分にとって一番心地よい自分

"The Chronology Of Water" Photocall - The 78th Annual Cannes Film Festival

2024年の『Rolling Stone』誌のインタビューで、まだデビューから間もない10代のころに感じていた苦悩について語ったクリステン・スチュワート。自分自身のアイデンティティがまだ確立されていなかった当時、世間や男性から注がれていた視線は心に堪え、不安感が収まらず入院に至ったこともあるという。「バスルームの床で横たわっていて、手がこわばってしまったんです。でも周りは『ただの水分不足だろう』と言い、軽くあしらわれました。水を飲めば治るような状態ではなく、完全にパニックに陥っていたのに」

だが30代になった今は、ありのままの自分でいられるようになったと語る。「私たちは毎日毎日、その日なりたい自分や周りから求められている自分になるんです。でも、今は“なるべき自分”に振り回されることなく、素の自分、一番心地よい自分でいられるようになりました」

15. 大坂なおみ:会見という“義務”に異議を申し立てた全米オープンチャンピオン

BNP Paribas Open - Previews

2021年全仏オープンの開幕を目前に、自身の心の健康を考え、大会期間中は記者会見に応じないことを表明し賛否両論を呼んだ大坂なおみ。その後2回戦を棄権し、メディア取材の義務を果たさなかったことに対して1万5000ドルの罰金が科された。長年うつ病に悩まされていることを明かすとともに、試合後の会見を拒否した理由について、後日ソーシャルメディアでこう綴っている。

「実は2018年の全米オープン以降、ずっとうつ病に悩まされていて、病気と付き合うので精一杯でした。私のことを知っている人なら誰でも、私が内向的だということを知っていますし、大会での私を見たことがある人なら、私が不安と緊張を和らげるためによくヘッドホンをつけていることに気づいていると思います。テニスの報道関係者たちにはいつも親切にしてもらっていますが、私は人前で話すのが得意ではなく、世界中のメディアを前にして話す前にはいつもものすごく不安になります。ものすごく緊張しますし、受けた質問に対しては、なるべくいつも皆さんの関心を引くような回答をしたいのですが、それにストレスを感じます」。しばらくコートから離れ、万全な状態で復帰した暁には大会主催者とともに、選手、報道陣、ファンにとってより良い環境づくりを模索したいと投稿を締めくくった。

16. アリアナ・グランデ:どん底から救ってくれた音楽の力

97th Annual Oscars - Arrivals

2017年、「デンジャラス・ウーマン・ツアー」のマンチェスター公演直後に22人の命を奪った自爆テロ攻撃に遭い、2018年には元恋人マック・ミラーの死という悲劇に見舞われたアリアナ・グランデは、それぞの痛ましい出来事の後にリリースした『Sweetener』(2018)と『Thank U, Next』(2019)は、心に重くのしかかる2作だと『The Hollywood Reporter』のポッドキャスト出演時に語っている。そして失意の底にいた自分に手を差し伸べてくれたのは、音楽とセラピーだったという。「当時はセラピーをたくさん受けていました。PTSDに悩まされていて、ほかにもとにかくいろいろな悲しみや不安に苛まれていたんです。もちろん、それを乗り越えるためにセラピーに真剣に取り組んでいましたが、治療の一環として音楽をやっていたことが、間違いなく私の人生を救ってくれたことのひとつだと思います」

17. ジョーダン・チャイルズ:周りに頼ることでなれた、あのころの憧れの自分

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2024年パリオリンピックの前に応じた『Teen Vogue』のインタビューで、食との付き合い方に長年悩まされていたと明かした体操選手のジョーダン・チャイルズ。理想の体型になるためには、特定のもの以外は食べてはいけないと何年もの間言われ続けた彼女は、自分自身のメンタルヘルスを優先するために、やっとの思いでアメリカ女子代表チームのスポーツカウンセラーにかかり始めたという。「体操では自主性を持つことが重要視されるので、助けを求めるのには時間がかかりました」と語った。「でも、いざ声をあげてみたら心が安定して、周りに頼ることは悪いことではないのだと思えるようになったんです。自分に自信が持てるようになりましたし、体操を始めたころになりたかった、憧れの自分になることができました」

Text: Lauren Valenti, Calin Van Paris, Audrey Noble Adaptation: Anzu Kawano

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