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アナ・ウィンターがUS版『VOGUE』編集長を退任。新たなヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント募集へ

  • 2025.6.27

6月26日(現地時間)午前、アナ・ウィンターは社内のスタッフに向けて、US版『VOGUE』の編集長(エディター・イン・チーフ)を降り、US版にもヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントを新たに配することを発表した。

ウィンターは引き続きコンデナストのチーフ・コンテンツ・オフィサーとして『WIRED』、『Vanity Fair』、『GQ』、『AD』、『Condé Nast Traveler』、『Glamour』、『Bon Appétit』、『Tatler』、『World of Interiors』、『Allure』、『Teen Vogue』、『Ars Technica』、『Them』などのブランドのエディトリアルを統括し、グローバル・エディトリアル・ディレクターとして『VOGUE』を率いる。新たに任命されるUS版『VOGUE』のヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントは、他地域の『VOGUE』すべての編集トップと同様、ウィンターに直属する。

4年前にコンデナストの組織構造が世界的に改革されて以来、同社におけるウィンターの役割は大幅に拡大した。US版『VOGUE』の編集長に加え、「VOGUE WORLD」や「メットガラ」(MET GALA)をはじめとするイベントの監督も、ウィンターが務めてきた。US版『VOGUE』に新たな編集責任者が加わることで、実質的にウィンターは、コンデナストが事業を展開する米国以外の市場により広く携わることになる。

「クリエイティブな分野に携わる人なら誰でも、仕事で成長し続けることがいかに重要かを知っています。私が『VOGUE』の編集長になったとき、アメリカのファッション誌をよりワクワクするようなものに一新できる、と証明したくてたまりませんでした」とウィンターはUS版『VOGUE』のスタッフミーティングで語った。

「今の私の最大の喜びは、次世代の熱意ある編集者たちが独自のアイデアでこの分野を切り拓いていくなか、大手メディア企業のあり方をさらに進化させていくのをサポートすることです。そして、それこそが今US版『VOGUE』のヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントに求められる人材なのです」

また、実務レベルではUS版『VOGUE』における自身の役割と責任は従来通りのままだと付け加えた。「引き続き、ファッション業界の動向を注視していきます。そして、クリエイティブな分野とカルチャーに多大な影響力を与えるメットガラという素晴らしいイベントと「VOGUE WORLD」の今後に、特に注力していきます。ほかにも独創的で大胆なアイデアがいろいろ出てくるでしょうけれど、それらも最大限に実現していきたいですね......そして言うまでもなく、私は永久に『VOGUE』のテニス&シアター・エディターであり続けるつもりです」

そしてウィンターはこう締めくくった。「でも、私たちに刺激とインスピレーションを与え、『VOGUE』というものを新たな視点から考えさせてくれる人を迎え、ともに働くことは、なんとスリリングなことでしょう」

Text: Cydney Gasthalter Adaptation: Anzu Kawano

From VOGUE.COM

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