ヒュー・ジャックマンとデボラ・リー・ファーネスの離婚が成立

ヒュー・ジャックマンとデボラ・リー・ファーネスの離婚が成立した。2023年9月に共同声明で破局を公表し、今年5月27日（以下、現地時間）にデボラから離婚申請が行われたが、ニューヨーク州サフォーク郡最高裁判所のオンライン裁判記録によると、2人の離婚は6月12日に成立していたようだ。当時の法廷文書によれば、申請時に離婚条件はすでに合意しており、裁判官の承認のみが必要だった。

1995年に出会い、翌96年に結婚、息子オスカーと娘アヴァを養子に迎えた2人は、2023年9月に結婚生活に終止符を打ったことを発表した。当時の声明には、「夫と妻として、30年近くにわたって素晴らしく愛に満ちた結婚生活を送るという恩恵にあずかりました。しかし、私たちの旅は今、別の段階にシフトしており、それぞれの成長を追い求めるべく、別れを決断しました」と綴られていたが、その後にヒューが、2022年2月から2023年1月にかけて上演されたミュージカル『ザ・ミュージック・マン』の共演者サットン・フォスターと交際していることが判明した。

デボラはヒューの不倫疑惑について沈黙を通していたが、離婚を申請した今年5月、『Daily Mail』を通して声明を発表。「裏切りという精神的な痛手を負った皆さまに心からお悔やみを申し上げます。深い傷ですが、神であれ宇宙であれ、皆さんそれぞれの信仰が持つ崇高な力が、私達のために働きかけてくれると、信じて止みません」

「この信念は、30年近い結婚生活の破綻を乗り越える助けとなりました。この経験を通して、知識と知恵を得ることができました。逆境にあると思えても、より良い自分、真の目的に導かれているのです。痛みを伴うこともありますが、長い目で見れば、自分自身に立ち戻り、内なる高潔さや価値観、境界線が明らかになり、自由を得ることに繋がります」「我々は皆、各々の道を歩んでいますが、人生における人との繋がりは、偶然の産物ではないと信じます。人に惹かれ、人を招き入れ、そこから教訓を得て、自らの欠けた部分を認識し、癒していく……感謝の気持ちでいっぱいです」

デボラによる離婚申請と声明発表がされる前の今年1月、ヒューはサットンとの交際をオープンにしていた。また、サットンも2024年10月に脚本家のテッド・グリフィンとの離婚を申請している。

Text: Tae Terai

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