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グッチと横尾忠則が再び手を組む。「未完」の精神を瀬戸内、大阪へ拡張するアートインスタレーション

  • 2025.6.20

グッチ銀座 ギャラリーにて開催中の展覧会『横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅』の好評を受けて、同ブランドはアーティスト横尾忠則とのコラボレーション東京から瀬戸内、大阪へと広げる、新たなアートインスタレーションを発表した。

本展は美術評論家・南雄介によるキュレーションのもと、「未完」をテーマに約30点の作品で構成される。その中核となるのが、自画像や家族を主題に新たに制作された6点の作品群だ。また、1970年の大阪万博にて横尾氏が提示した赤い足場のインスタレーションも、グッチ銀座 ギャラリーの吹き抜けと屋上で再構成され、来場者に強い印象を与えている。

この「未完」の精神は、今年も3年に一度の開催を迎える『瀬戸内国際芸術祭2025』にも引き継がれている。開催地の一つである香川県・豊島では、5月22日(木)に最新のアートウォールが公開された。グッチはファッションブランドとして初めて芸術祭の公式パートナーを務めており、横尾氏との協業によるこのアートウォールは、日々変化する島の風景と呼応しながら、常に新しい表現へ挑むグッチの姿勢を象徴するインスタレーションとなっている。

さらに、同テーマによるインスタレーションはグッチ大阪や心斎橋大丸内のグッチショップでも展開されており、ファッションとアートの境界を越えた対話の場を創出している。また、今回グッチは、写真家ホンマタカシとUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とのコラボレーションによる企画展「SONGS – ものが語る難民の声」にも協賛。難民の物語を写真によって可視化し、芸術を通じた社会変革の可能性を示している。

なお、『横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅』は2025年8月24日(日)まで、東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーにて開催中。展示は予約優先制で、屋上スペースの展示は天候により鑑賞できない場合がある。詳細はグッチ公式サイトを参照のこと。

横尾忠則新作インスタレーション「未完の足場」

開催場所/香川県小豆郡土庄町豊島家浦889(家浦港より徒歩約3分)

瀬戸内国際芸術祭2025

夏会期/2025年8月1日(金)〜8月31日(日)

秋会期/2025年10月3日(金)〜11月9日(日)

https://setouchi-artfest.jp

「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」

期間/〜2025年 8月24日(日) 予定(会期中無休)

開催場所/グッチ銀座 ギャラリー

住所/東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座 7階

営業時間/11:00 〜 20:00(最終入場 19:30)

入場/無料(予約優先制)

※開催内容・時間は予告なしに変更となる可能性がございます。

※屋上スペースの展示は天候・時間によってはご覧いただけない場合がございます。

https://www.gucci.com/jp/ja/nst/gucci-ginza-gallery

Photos:Courtesy of Gucci Text: Makiko Yoshida

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