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工夫して5秒で計算してみて!「5463−2345」→暗算できる?

  • 2025.7.14
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四桁の数の引き算で、しかも繰り下がりがある場合は、筆算をして計算する人が多いかもしれません。

もしも、そのような手間がかかる計算問題を暗算できたとしたら、恐らくかなりの計算力の持ち主と思われるでしょう。

今回の問題で大きな数の引き算を暗算で計算する練習をしてみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
5463−2345

暗算で解くためにはどのような工夫をすると良いでしょうか。

解説

この問題の答えは「3118」です。

計算を簡単に行うためには、キリの良い数にするか、扱う数を小さくすることが有効です。

そこで、引き算する二数を分解して、「キリが良い数の計算」と「暗算できる範囲の小さい数どうしの計算」に分けていきます。

5463は5400と63に、2345は2300と45に分けることでそれぞれ引き算をしやすくなります。

5400−2300
=3100
63−45
=18

最後に、これら二つを足し合わせると答えが出てきます。

3100+18
=3118

一本の式でまとめてを計算したい場合は、

5463−2345
=(5400−2300)+(63−45)
=3100+18
=3118

カッコを使い計算をしっかり区別することで、答えを出すことができますよ。

まとめ

今回の計算のポイントを復習しておきましょう。

<数字が大きい計算>
・キリの良い数にして計算する。
・暗算できる範囲の小さい数にして計算する。

大雑把な計算をしてから細かい計算をしていくイメージですね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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