バイキングで「たくさん詰めてきてね」嫁に保存容器を差し出す義母 →『常識はずれな行動』に店員も驚愕

バイキングレストランで自分勝手な行動を取ろうとする義母。しかも嫁である友人にあれこれ命令してきて……？友人が本気でドン引きしたという、義母の迷惑行為について話を聞かせてくれました。

どこから持ってきたの？

初めて義実家と二世帯で温泉旅行に行った時の話です。

夕食は部屋食だったのですが、翌日の朝食はレストランでのバイキングでした。嫁の務めとして私が率先して料理を取りに行こうとすると、義母がこっそり話しかけてきました。

「ここにご飯をたくさん詰めてきて」

なんと義母は私に大きいタッパーを差し出してきたのです。どこからタッパーを持ってきたのか分からなかった私は困惑。突然のお願いに「ちょっと無理です」と断りました。

その後、家族の分の料理を盛り付けて自分の席に戻った私。それを待っていたかのように、義母は私に袋を差し出してこう命令してきたのです。

「この袋に紅茶のティーバッグ。あと砂糖とミルクもいっぱい入れてきてね。それくらいならできるでしょ？」

私はこの時やっと気付きました。義母は家に持ち帰るために、わざわざ自宅からタッパーや袋を持参していたのです。

「お義母さん……まさか持ち帰ろうとしているんですか？」

おそるおそる私が尋ねると、義母はケロッとした様子でこう言ったのです。

「いつも食べ放題ではお土産にしてるのよ。お金を払っているのに何がいけないの？」

バイキングは基本的に持ち帰りは禁止です。このレストランも「持ち帰りはご遠慮ください」と注意書きがありました。

「私にはできません！それに迷惑ですよ！」

「あぁー生意気な嫁ね！」

私が断っても聞く耳を持たないどころか、義母は逆ギレしてきたのです。

私に頼むのを諦めた義母は、自分で袋詰めをしに行こうとしました。しかし、私たちの会話を店員さんは聞いていたのでしょう。

「お客様おやめください！」

店員に注意されて、顔が真っ赤になった義母。さらに幼い息子からも大きい声で「お持ち帰りはダメだよ！」とダメ出しされて、周囲の視線は集中。とても恥ずかしい思いをする羽目になったのでした。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。