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【韓国料理レシピ】キムチの辛みが食欲をそそる!「キムチサンドイッチ」の簡単レシピ【李映林さん・コウ静子さん直伝! 李家の日々ごはん】

  • 2025.6.3

毎日食べたくなる、季節に寄り添ったごはんを、「薬食同源(食べることは心と体を育む)」の考え方をもとに料理を提案する、料理家の李映林さん、コウ静子さん親子に教えてもらいました。今回は、"キムチサンドイッチ"のレシピです!

新しい食べ方でキムチの魅力を再発見

「韓国ではキムチとパンを組み合わせて食べることが多く、キムチ入りのサンドイッチはわが家でも定番のメニューです。ほんのり感じる食パンの甘さがキムチの辛みや塩味とよく合い、クセになる味わいに仕上がりますよ。
 
今回、サンドイッチの具材には、卵やきゅうりのほかに、サンチュやバジルも使用しています。サンチュはレタスよりもやわらかな口当たりでほかの具材とおいしくなじみ、バジルは華やかな香りがアクセントになるので、どちらもサンドイッチにおすすめです。
具材にアボカドを加えたり、ゆで卵をスクランブルエッグに変更したりすると、よりマイルドな味になるので、好みに合わせてアレンジを楽しむのも◎。
 
キムチをプラスした、しっかり食べごたえのある主食には、やさしい味の副菜を添えましょう。カリフローレを入れたポテトサラダでサンドイッチの辛みがやわらぎ、食べ疲れない献立に!」

主菜 キムチサンドイッチ

サンチュやハムのサイズが大きい場合は、パンに合わせて折りたたんだり、切ったりしましょう。
さらにキムチは汁気をきってからはさみ、仕上がりが水っぽくならないように注意を! サンドイッチは乾燥しないようにラップで包んで5 分ほどおくと、パンがしっとり落ち着いて切りやすくなります。

材料(2人分 )

・食パン(6枚切り)…4枚
・ゆで卵…2個
・ハム…2枚
・白菜キムチ…120g
・きゅうり…1本
・サンチュ…2枚
・バジル(葉)…10枚
・バター…適量
・練り辛子…小さじ1 【A】
・塩…少々
・マヨネーズ…大さじ1と1/2
・アガベシロップ( またははちみつ)…小さじ1/2
・塩、こしょう…各適量

作り方 

  1. キムチは食べやすい大きさに切り、汁気をきる。きゅうりはまな板において塩をふり、両手で転がして板ずりをする。水でさっと洗い、水気をペーパータオルでふく。長さを半分に切り、縦に薄切りにする。
  2. ゆで卵は刻む。ボウルに入れて【A】を加え、和える。
  3. 食パンはオーブントースター(1000W)で、両面がこんがりと色づくまで焼く。
  4. 食パンの片面にバター、練り辛子を塗る。食パン1枚にきゅうり1/2量、2の1/2量、サンチュ1枚、キムチ1/2量、バジル5枚、ハム1枚を広げてのせ、食パン1枚ではさんでラップで包む。残りも同様に作り、5分ほどおいて半分に切る。

作り方4

作り方4

副菜 ポテトサラダ

じゃがいもは男爵を選び、ゆでたあとそのまま水気を飛ばすことで、よりホクホクとした食感に!
調味の際は、じゃがいもが熱いうちに酢とオリーブ油を加えて混ぜましょう。酸味とコクがしみ込みやすくなってマヨネーズの量を少なく抑えられ、軽やかな味わいのポテトサラダが作れます。

材料(2~3人分)

・じゃがいも…2個(250g)
・紫玉ねぎ…1/4個
・カリフローレ…100g 【A】
・酢、オリーブ油…各小さじ1 【B】
・ディル(刻む)…大さじ1
・ケッパー…小さじ2
・マヨネーズ…大さじ1

・塩、こしょう…各適量

作り方 

  1. 直径15~16㎝の鍋にじゃがいもを皮ごと入れ、水をかぶるくらいまで注ぐ。強火で熱して煮立ったら、ふたを少しずらしてのせ、弱めの中火にして水気が少なくなるまで25~30分ゆでる。
  2. 1のゆで汁を鍋に少量残し、捨てる。鍋を中火で熱し、軽くゆすりながら水気を飛ばして、じゃがいもの皮を除く。ボウルに入れ、熱いうちにフォークの背で粗くつぶし、【A】を表記順に加えてそのつど混ぜ合わせる。
  3. 紫玉ねぎは縦に薄切りにし、別のボウルに入れる。塩少々をふって軽くもみ込み、しんなりとするまで5分ほどおく。水でさっと洗い、ペーパータオルで包んで水気を絞る。
  4. カリフローレは食べやすい大きさに切る。鍋に湯を沸かし、カリフローレを入れてさっとゆで、ざるに上げて水気をきる。
  5. 2のボウルに、3、4、【B】を加えて混ぜ合わせ、塩適量、こしょうで味を調える。

作り方2

料理/李 映林、コウ静子 撮影/福尾美雪 構成・文/中田裕子
 
※素敵なあの人2025年6月号「食べて元気になる! 李家の日々ごはん vol.68」より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

教えてくれた人 コウ静子さん

料理家、国際中医薬膳師。薬膳や韓国料理をベースにした、滋味深いレシピ提案が好評で、『季節に寄り添う韓国茶』(グラフィック社刊)などの著書も多数。

教えてくれた人 李 映林さん

料理家。韓国・済州島出身。幅広い知識と経験による、愛情たっぷりの料理にファンも多い。著書に『李映林、季節の仕込みもの』(グラフィック社刊)。

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