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【阿久根】数十年に一度しか咲かないリュウゼツランが咲きそう!!

  • 2025.5.27

今回は特別編ですꕤ。.

突然ですが、みなさんは「リュウゼツラン」という植物をご存じですか?

この植物は、メキシコ原産の多肉植物で、肉厚で鋭いトゲのある大きな葉が「竜の舌」を連想させることから、この名前が付けられました。

そして、数十年に一度しか開花しないことから、センチュリー・プラント(百年植物)とも呼ばれます。

実のところ、私自身植物への興味はあまりないのですが、母がガーデニング大好きで、周りにも同族の知人がいたので、彼女たちから植物関連の話をちょくちょく聞いていました。

その知人が先週、「阿久根市のリュウゼツランの花が咲きそう!!」と少々興奮気味に報告してきました。

最初は「へぇ~そ~なんだ~( • o•)」と話半分で聞いていましたが、それから如何にリュウゼツランの開花がレアなのかを熱弁されて興味がわき、仕事終わりに愛車をかっ飛ばして様子を見に行ってきました!!

出典:リビングかごしまWeb

場所は国道3号線沿いで、「花の50歳組のまち 阿久根」と書かれた大きな看板のすぐそばに植えられています。隣にローソンがあるので停車しやすいです。

出典:リビングかごしまWeb
出典:リビングかごしまWeb

「よっ!!さすが北米産!!」と囃し立てたくなるほどビッグサイズ!!人間の身長をゆうに凌駕!!巨大なアスパラガスのような花茎がまっすぐ天に向かって伸びていて、葉の表面は硬く、トゲも鋭く、幅は私の手ぐらいあってドキドキしました。

調べたところ、リュウゼツランは開花が近づくと花茎が非常に高く成長して、一般的には5メートルから7.5メートルほどの高さになるそうです。一方、阿久根市のリュウゼツランは3~4メートルほどでした。知人は「もうじき咲きそう!」と言っていましたが、思ったよりも開花にまだ時間がかかりそうな…

ですが、この写真を見てください。左は取材日から1週間前(知人提供)、右は私が取材した時の先端の様子です。

比較すると、たった1週間でピンッと伸びていて蕾がふくらんでいることが分かります!

(左)2025/05/10撮影 (右)2025/05/15撮影

この親株は、1948年に旧阿久根駅に植えられました。2013年12月の阿久根駅改装の折に、親株は石積の植え込みと共に撤去されましたが、子株はこの場所に移されました。

親株は53年目に開花したので、この子株も早くて50年後の2063年頃に咲くと思われていました。

しかし、ここ一カ月の成長速度だと来年もしくは今年中に咲くのでは?と私は期待を寄せております!!

そばに立っていた解説看板より、親株が咲いた時の写真です

開花したらこんな感じになります。花茎がいくつも枝分かれしていて、それぞれの先端に黄緑色の花がたくさん付いています。なんてSFチックなビジュアル…これはぜひともリアルで拝みたいですね!!

リュウゼツランに関する情報を収集したところ、昨年8月にも全国でリュウゼツランの開花が相次いでいて、ニュースにもなっていました。

専門家は、気温の上昇がリュウゼツランの育成に適した環境をもたらしたのではないかと指摘していました。阿久根市の場合、温暖な気候かつ海にも面しているから他地域よりメキシコに似ていて、それでこのリュウゼツランは急成長したのかも知れませんね!!

出典:リビングかごしまWeb

私は阿久根市から離れたところに住んでいるので、このリュウゼツランの成長を毎日見守ることは難しいですが、近隣にお住まいの方や阿久根市にドライブする予定の方、この記事を読んで興味を持っていただいた方は、ぜひ見に行ってみて下さい!(もしかしたら既に5メートル超えてるかも…?)

多分きっと自然の力強さとその美しさに感動し、心が躍ることでしょう。

それではまたランチか居酒屋記事でお会いしましょう!!

阿久根市のリュウゼツラン
住所:〒899-1627 鹿児島県阿久根市西目 大川島2569(すぐ傍のローソン 阿久根西目共同出張所)

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