『プラダを着た悪魔』2作目についてわかっていること。キャスト・あらすじ・公開情報まとめ

『プラダを着た悪魔』続編、ディズニーが製作へ

有名モード誌『ランウェイ』の“鬼編集長”のアシスタントに就任したアンドレアの奮闘劇を描いた、2006年のコメディ映画『プラダを着た悪魔』。主人公アンドレアを演じたアン・ハサウェイや鬼編集長のミランダ・プリーストリーを演じたメリル・ストリープ、アンディの同僚エミリーを演じたエミリー・ブラントの代表作のひとつとなった本作は、メリルに14度目となるアカデミー賞ノミネートをもたらしただけでなく、興行的にも大成功を収めた。

US版『VOGUE』の編集長アナ・ウィンターのアシスタントだった経歴を持つローレン・ワイズバーガー著の同名原作をもとにした同作は映画の大ヒット後、ミュージカル版も製作され、2024年のロンドン初上演の際には、アナ・ウィンターも出席して話題を集めた。

そんな『プラダを着た悪魔』の続編製作をディズニーが決めたと、2024年7月に「デッドライン」が報道。ディズニーは近年、1993年の『ホーカス ポーカス』や2008年の『魔法にかけられて』など、往年の人気作の続編を製作しており、『プラダを着た悪魔』も待望の続編決定となった。

キャスト情報――アン・ハサウェイやメリル・ストリープは続投する？

オリジナルキャストのうち、アン、メリル、エミリー、そしてナイジェルを演じたスタンリー・トゥッチに出演がオファーされたと、「Entertainment Weekly」が報道。この報道後、エミリーは「PEOPLE」の取材に対し、「何も言えない」としたうえで、「また濃いアイメイクを楽しみたい」と、エミリー役が濃いアイシャドウやアイラインを好んだことに触れてコメント。スタンリーは、「（続編についての）質問には答えられません。多くの人を巻き込んでしまうので」と「Collider」に語った。

監督・プロデューサーは誰？──製作陣に変化はある？

2024年7月に「Deadline」が報じたところによると、1作目の脚本を手掛けたアライン・ブロッシュ・マッケンナとプロデューサーのウェンディ・フィネルマンが続投。メガホンを取ったデヴィッド・フランケルも参加に向けて話し合いが進められているという。

ストーリーはどうなる？──原作の続編「Revenge Wears Prada」とは

映画『プラダを着た悪魔』はローレン・ワイズバーガー著の同名小説が原作だ。ワイズバーガーは続編『Revenge Wears Prada: The Devil Returns（プラダを着た復讐：悪魔が復活）』を2013年に出版しており、その中では、キャリアもプライベートも順風満帆なアンドレアの前に、元上司のミランダ・プリーストリーが現れる。1作目を製作した頃、この小説をもとにした続編の製作を試みたことを監督や脚本家が過去に認めているが、当時は実現しなかった。

映画版の続編について、公式情報はないが、「Variety」など複数のメディアは、デジタル社会の中でプリントメディアの衰退に直面するミランダ・プリーストリーの奮闘と、ラグジュアリーブランドの重役になったエミリーが対峙するとしている。この件について、エミリーを演じるエミリー・ブラントは、「なぜメリルと私は、共演する映画でいつも険悪なんでしょう？」と「Entertainment Tonight」にコメント。「理由はわからないけど、いつも対立してるんです。どうにか仲直りできるといいんだけど……正直、自信はない」とした。

公開日はいつ？

続編は、2026年5月1日に全米で劇場公開されることが決定したと『Variety』など複数のメディアが報じている。キャストの正式発表はまだだが、映画公開まで1年を切っていることから2025年内に撮影を終える可能性が高そうだ。

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