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ゲーム依存の夫のせいで家庭崩壊の危機。パートナーの理解しがたい行動に振り回されたら…【離婚カウンセラーインタビュー】

  • 2026.3.4

【漫画】本編を読む

「ゲーム依存症」に陥った夫と、それに振り回される家族の姿を描いた物語『子どもの命よりソシャゲが大事ですか?』(aco:原作、茅野:漫画/KADOKAWA)。

妻・清美を悩ませているのは、家事も育児もせず、ソシャゲに夢中になる夫・達也の存在だ。夫は、娘のための大切な貯金から87万円もゲームに課金していた。どんなにスマホから引きはがそうと苦心しても、夫は嘘に嘘を重ねてゲームの世界にのめり込んでいってしまう。

やがてゲーム依存をきっかけに、夫は道を大きく踏み外してしまうことに…。その時、妻は? 娘は? 本作の家族を例に、離婚カウンセラーでもある「家族のためのADRセンター」代表・小泉道子さんに、依存症や離婚についての話を伺った。

※『子どもの命よりソシャゲが大事ですか?』のエピソードをもとにインタビューを行っています。依存症についての詳細は専門機関などにご確認ください。

――本作には、夫のソシャゲ課金によって家族が崩壊していく様子が描かれています。専門家として、妻の思いや夫の行動をどのように感じられましたか。

小泉道子さん(以下、小泉):やはり夫が印象的でした。依存症によく見られる言動がちりばめられていたように思います。依存症は性格の問題ではなく、病気です。この物語の夫は「極悪でひどい人」というより、典型的な依存症の人だな、と感じました。

一方で、愛した夫がこんな人だとは思いたくない、という妻の気持ちも痛いほど理解できます。夫に振り回されながらも早期に離婚を視野に入れ、家族の形の変化を受け入れようとする妻子の姿も心に残っています。

――この物語のように理解しがたいパートナーの行動に振り回されている方へ、ぜひアドバイスをいただきたいです。

小泉:兎にも角にも、まずは一度離れてみることをおすすめします。好きになって結婚した相手で、ましてや子どもがいるとなると、簡単には離婚できません。しかしその決断がくだせない間に、自分や子どもの傷がどんどん広がっていきます。

そんなときには、まずは別居で自分と子どもの心身を守ることが先決。振り回されることがない生活の中で、本来の自分らしさや判断力が戻ってくるはずです。

取材・文=あまみん

小泉道子(こいずみ みちこ)

「家族のためのADRセンター」代表。家庭裁判所調査官として、夫婦の離婚調停の仕事に15年間従事。その後、民間調停機関「家族のためのADRセンター」を立ち上げる。離婚カウンセラーとして、親の離婚に直面する子どもたちのケアにも力を入れている。

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