【有楽町／神保町／東銀座】極上朝カレー3選！450円のお手頃から土鍋ごはん系まで

2025.5.16

さまざまなモーニングが楽しめるようになった昨今。スパイスがきいた“朝カレー”は、1日を元気に過ごせるメニューのひとつです。今回は、手軽にサクッと食べられる朝カレーから、ゆったりとした時間が過ごせる朝カレーまでを紹介します。その日のスケジュールに合わせて、ぜひ朝カレーでキリっとした1日を迎えませんか。

【よもだそば】立ち食いそば屋さんのカレーはサラリと食べられる！

銀座と日本橋を中心に店を構える「よもだそば」。生そばはもちろん、「自家製インドカレー」があるんです。同店自慢のかけつゆをベースに、骨付き鶏もも肉とタマネギ、トマトをじっくり煮込んだカレーです。

JR「有楽町」駅の高架下にある「よもだそば有楽町店」

「朝定食」は、ハーフサイズのたぬきそばに、とろろ、または納豆、そしてハーフカレーが選べます。今回、有楽町店を訪ねました

「朝定食」はハーフサイズのセットなのが魅力

注文はもちろん「朝カレー定食」を。そばは温かいものと冷たいもののどちらかが選べます。

「朝定食C（朝カレー定食）」500円

まずは、温かいたぬきそばのつゆをひと口。甘めのだしの味が、なんとも優しい！そばは固めでスルスルとのど越しがいい塩梅です。

甘めのそばつゆが美味

そばはツルツルののど越し

お目当てのカレーは、全ての具材がカレーの中に溶け込んでいます。それでいてサラサラとしたスープのようなカレーです。食べてみれば、やさしいうま味がはじめにやってきますが、しっかりスパイシーな味わいです。そばつゆをベースにしているからこその味わいなのです。

見た目にもサラサラ系のカレーは“よもだ風インドカレー”

ご飯が進むカレーでした

口の中がスパイシーになってきたら、そばの汁をゴクリ。辛さが和らぎ、またカレーを食べたくなります。「そばとカレーをセットで食べてこそ、2つの味の実力がわかるのかも！」と、パワーをもらった朝ごはんとなりました。

■よもだそば

モーニング時間 7:00～11:00

https://www.yomoda-soba.com/

【エチオピアカレーキッチン】神保町の老舗カレーを朝から食べられる幸せ

カレーの街として知られる神保町界隈。名だたるカレー店の中に含まれている「カリーライス専門店エチオピア」は、スパイスをふんだんに使ったインド風カリーを提供している店です。その姉妹店として展開しているのが「エチオピアカレーキッチン」。モーニングからランチ、ディナー、テイクアウトまで、さまざまなスタイルで同店のカレーを楽しめます。今回はアトレ秋葉原1店を訪問。朝の時間は、施設はオープンしていませんが、通り抜けできる通路沿いに同店がありました。

照合施設の一画にある「エチオピアアトレ秋葉原1店」

朝カレーは、3種類。今回は「サンバル（豆と野菜カリー）」を。サイドメニューとして「玉ねぎのアチャール」も頼みました。

お手軽な価格帯はうれしい！

「サンバル」450円、「玉ねぎのアチャール」100円

オーダーしてすぐに出てくるのは、忙しい朝にうれしい。さっそく「サンバル」をいただきます！

口に含んだとたん、広がったのは豆の風味。ルーに溶け込んだ豆の優しいうま味とピリッとしたスパイスの味わいが絶妙にマッチしています。辛さはありますが、朝に優しい辛さです。

ダイコンなどの野菜もとろけるくらい。パクチーもアクセントに

「玉ねぎのアチャール」は、タマネギの辛味がガツンとした味わい。これをカレーと一緒に食べると、スパイスの辛味にさらに深みが増しました。シャキシャキとした食感も良いアクセントになりました。

「玉ねぎのアチャール」はカレーのアクセントにぴったり

やさしい辛味といいながら、食べ終わるころには口の中はしっかりと辛さが残っています。その辛味の満足感ときたら！朝から手軽に味わえる有名カレー店の味。ちょっとハマりそうです。

■エチオピアカレーキッチン

モーニング時間 8:00～10:30

https://www.ethiopia-curry.com/

【一体感】土鍋の炊きたてご飯で食べる和牛カレーでぜいたく時間

朝に時間がたっぷりある日にぜひ訪ねてほしいのが、東銀座にある「一体感」。土鍋ごはんと甘辛カレーが楽しめる店です。こちらはオーダーとともに土鍋でお米を炊くため、カレー到着まで30分ほど待ちます。米は3種の米から選べます。

のんびりとした時間が過ごせる「一体感」

お米が選べるのもワクワク

注文は「和牛ビーフカレー」。米は「きぬむすめ」「雪椿」「一体感オリジナルブレンド米」の中から。今回は、「つや姫」と「ササニシキ」をブレンドした「一体感オリジナルブレンド米」を選びました。炊き上がるまでの時間は、炊き上がる米の香りを楽しみながら外の景色などを眺めながら過ごします。なんだか朝からゆったりとした時間が過ごせました。

到着したセットは、土鍋、カレールー、大きな皿には付け合わせが並んでいます。

「和牛ビーフカレー」1,650円

土鍋のふたを開けると米の香りが鼻をくすぐります。米の粒が立っているのがわかります。皿にご飯を取り分け、まずはご飯だけひと口。炊き立てのホフホフとした熱さと、米の甘み、固めに炊き上がっているので、食感もしっかり味わえます。お米だけでもおいしい！

ふたを開ければ美しいお米！

粒が立っています

ビーフカレーは黒毛和牛を使用。その肉がゴロリと入っているのがわかります。

見ただけで和牛がゴロリというのがわかります

しかも大ぶり！

カレーを皿の上のご飯の上にかけて…。カレーはフルーティーな甘さが第一印象。食べ進むうちに辛さが増してくる味わいです。牛肉はスプーンでホロリとくずれる柔らかさ。これをご飯と一緒に食べれば、幸福感に包まれました。

甘辛の欧風カレー

ホロリとくずれる和牛肉

付け合わせは、「マッシュポテト」「紫キャベツのラズベリーマリネ」「大根のウールガイ」「人参のグラッセ」。なめらかなマッシュポテトはピリッとペッパーの風味がアクセントに、紫キャベツは甘酸っぱい味わい、ダイコンはターメリックの苦みとレモンの酸味が印象的、ニンジンは甘い味わいに仕上げてあります。これらをカレーと混ぜ合わせながら食べれば、食感や味の変化が加わり、ご飯もカレーもさらにうま味が増していきます。