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日本クラブ撃破の韓国クラブ、衝撃的な「選手10名以上の不正登録事件」が起こったワケ…「最低の引き継ぎミス」

  • 2025.5.16
日本クラブ撃破の韓国クラブ、衝撃的な「選手10名以上の不正登録事件」が起こったワケ…「最低の引き継ぎミス」
日本クラブ撃破の韓国クラブ、衝撃的な「選手10名以上の不正登録事件」が起こったワケ…「最低の引き継ぎミス」

Text by 石井彰(編集部)

先日から大きな話題になっている光州FCの不正選手登録問題。AFCチャンピオンズリーグでヴィッセル神戸を撃破したことでも話題になったチームであるが、10名以上の選手が違法な状態でプレーしていたことが明らかになった。

昨年12月にFIFAは光州FCに対して新規選手登録禁止の処分を通達していたものの、その後もクラブは補強を行っており、10名以上の選手が不正な状態でプレーしていた。

その理由は、2年前に獲得されていたアルバニア人選手ヤシル・アサニの連帯貢献金にあたる420万ウォン(およそ40万円)が未納になっていたため。

これは選手を育成したクラブに対して移籍金の一部が支払われるという制度であるが、光州FCはこれを振り込むことができていなかったとのこと。

『MBC』によれば、この原因は光州FCの業務担当者が育児休業に入ったことによる業務引き継ぎのミスだったそう。

昨年8月30日に光州FCの担当者がFIFAの口座に送金を試みたが、取引者名に「光州FC」という名前を入れ忘れたことから失敗。さらに9月4日にも2度目の送金を行おうとしたが、これも同じく失敗していたとのこと。これはFIFAの連帯貢献金の納付方法が2年前から変更されていたことが影響しているという。

さらに、この担当者は9月23日付けで育児休業に入ることになり、FIFAの催促メールも担当者個人のアドレスに送られていたことから適切な引き継ぎが行われなかったという。

最終的に12月17日にはFIFAから新規選手登録禁止の処分が通達されたものの、この内容もクラブに共有されておらず、したがって韓国サッカー協会にも報告されていなかった。

これを光州FCやサッカー協会、プロサッカー連盟が把握したのは今週の初めであったとのこと。

もしこれが意図的な違反であれば、KリーグやAFCチャンピオンズリーグの試合結果もすべて無効になる可能性があるとされている。

ただ、金額が少ないことや意図的な未納ではない点を光州FCは強調しており、今後FIFAに対して制裁の解除や情状酌量を求めていく予定であるとのこと。

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